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「...大きくないか?」



運ばれてきたパフェを見て一言、シャンクスが呟く



そのパフェはAの半身ほどある



「あっ、やっぱり大きいですよね?!
私が知らないだけでこれが普通サイズなのかと...!」



「いや俺達もこんなカフェなんか入らねぇから...
いや、でも大きいよな?」



そういいシャンクスがベックマンを見るとベックマンも小さく頷く



「あぁ、間違えて特大サイズが頼まれてるね」



「特大にも程があるだろ!」



「美味しそうですけど...
もし食べれなかったらどうしましょう...」



うーんと頭を悩ませるAを見てレティシアが笑う



「安心しな
コイツらが食べてくれるから」



「こんな食べたら胃もたれするわ」



「あんたまだ20代でしょ」



「コイツらには俺も含まれてるのか?」



「当たり前
船長が食べるんだからベックも食べなきゃ」



「なんで俺が食べるのは決定されてるんだ」



「だ、大丈夫です!
ちゃんと私食べますから!」



そういうとAはパクッと一口パフェを食べる



「!美味しいです!
甘くてトロトロしてて!」



「くふふ、パフェの食レポでそんなこと言うのアンタだけだよ」



レティシアにそう言われるとAは恥ずかしそうに笑ってまたパフェを食べ始めた



「(にしてもほんとにこの量食べられるのかねぇ)
A、食べれなかったら遠慮せず言いなよ
私も手伝ってあげるから」



「!ほんとですか!」



「その時は"Aのスプーン"で食べさせておくれよ」



その瞬間シャンクスがピクっと反応する



「はい!」



「くふふ、やっぱり素直で可愛いねアンタは!」



そういってレティシアがAの頬をむにむにとつまむ



「えへへ」



「いや、やっぱ大丈夫だレティシア
俺も食べる」



シャンクスがそういうとレティシアはぶはっと吹き出す



「(なんて...単純...)」



ふふふふふと肩を震わすレティシア

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作者名:ヘアリー | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HAK/  
作成日時:2022年10月9日 9時

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