箱入り娘は愛され娘【NARUTO×ワンピース (ページ1)

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「オイオイオイもう攻撃してきやがった」

イゾウがそう言いながら海軍を見る

間に割って入ったレティシアの水の壁に海兵達の攻撃によりヒビが入り、パリィンッと割れる

「白ひげさん…」

マルコの背中から降りてAが白ひげの前に立つ

「どうしてここに…」

「グラララ、娘の心配もしねぇ親がどこにいる」

そう言ってAを優しく抱きしめる白ひげ

「私…わたし…」

そう言った瞬間突然Aが膝から崩れ落ちる

「「「？！」」」

その場にいた一同が驚いてそちらを向く

「「A！！」」

マルコとレティシアが白ひげに支えられているAに駆け寄る

「お前達は防衛！！！作戦に支障が出ないように！！」

イゾウがそう言うとAに気を取られていた船員達が動き出す

その瞬間イゾウの近くの手すりを光線が掠る

「チッこんな時に…」

「A！どうしたんだい！」

「すごい熱だ」

白ひげがそう呟くとレティシアがAの様子に気づく

顔を赤くしはぁはぁと肩で息をしている

マルコが一通りAの様子を確認すると顔を触る

「これ…目から熱が出てねぇかよい…？」

「目？」

マルコに言われ目を触ると明らかに熱い

そのせいかうっすらと涙も出ている

白ひげは少し黙るとAの目に手を当てる

「心配するんじゃねぇ
ただの風邪だぁ
寝てろ」

その声が聞こえたからかAはゆっくりと目を閉じる

「治療の方はテメェらに任せたぁ」

そういうと白ひげはマルコにAを渡して立ち上がる

マルコは白ひげの道を開けるように数歩後ろに下がると白ひげは笑ってマルコを見る

「男ぉ、見せろ」

「…分かってるよい」

パキィンと海が凍る

その瞬間白ひげが薙刀を振るう

「あらら」

「怖いねぇ〜」

「海が割れたのう…」