7〜海軍〜 ページ7
【「ほら、今日からここに住むんじゃ」
「わぁ、大きぃ〜!!!」
「いやそれオレね
オレ見上げていわないで
ちょっとちょっとガープ中将
この子誰ですか」
のしのしとクザンの体を登っていくAを指差しながら言う
すると連れてきた張本人は特に詳しく話すでもなく笑う
「ぶわっはっはっ!!保護した!」
「犬猫みたいな感覚で言うんじゃないよ
施設とかに預けた方がいいんじゃないですか
いつもそうしてるでしょ
っていたたた髪引っ張らないで」
Aはハッとした顔をした後慌てて手を離す
「ごめんしゃい」
「あ、謝れるの
偉いじゃない」
肩に乗のっていたAを抱っこするとAは嬉しそうにクザンの服をきゅっと掴んだ
「どうやら少し変わった力があるみたいでのう
普通の施設に預けるわけにはいかんのじゃ
かと言って危険な思想があるわけでもなさそうじゃし
そうじゃ!
ここであったのも何かの縁じゃろ!
面倒見てやれ!クザン!」
「いやいや投げやりなのやめてもらいたいんですけど」
「おぉ〜クザン!!なにしてるんだどー
うおっ、お前ちっこいんだど〜」
「おにいちゃんおっきい〜!!5メートルだ!」
「むっ、おではそんなちっこくないんだど!
デレシシシ!」
「デレシシシ!!!」
「とにかく無理ですってオレ」
「どうせ暇じゃろ」
「暇だけど」
「その姿も馴染んどるぞ」
「あのねぇ」
「それじゃあわし任務あるから!」
「はっ?!」
「それじゃあA!元気でのう!」
「?!おじちゃんいっちゃやだぁぁぁ!!」
「ぶわっはっはっ!!そうか!寂しいか!!じゃあわし行かん!!」
「いや来てくださいガープ中将
仕事溜まってるんですよ」
「よし!行く!」
「うあぁぁぁぁ!!」
「あー……俺も泣きたいよ……
ってそれどころじゃないんだった」
「泣くんじゃねぇでよA!」
「あーほらほら泣くんじゃないよー
ていうかちょっとサウロ変わってよ
オレ、子供の扱い知らないっての」
「似合ってるどー」
「君もそれ言う?」
「それに今この子、クザンのことずっと抱きしめてるでよー」
「はぁー……結局オレが面倒見るしかないって事ね...
というかあの人なんの情報も渡さずに帰っていきやがった...」】
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作者名:ヘアリー | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HAK/
作成日時:2022年12月3日 9時