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1話 ページ2

「きーてよ!咲苗!!!」
咲「んー?なによ。」
「あのね!昨日私が作ったお菓子ね、咲苗にあげようと思ってたのに、食べられた、」
咲「あーそれでご機嫌ナナメか。」

そう、昨日私は家でお菓子を作っていたのだ。

「ふふーん♪これはいい感じにできそう!!」
弟「ねーちゃん何作ってんの?」
「えっとね、パウンドケーキ!邪魔しないで!気が散るから」(シッシッ)
弟「俺の分は?ねーの?」
「これはね、咲苗のために作ってんの!だからちょっと小さ目なの!!!」
弟「あっそ、じゃーいーや!」

「っていってどっかいったと思って、出来上がったからね、冷ましてたらね、食べられてたの!!!」(ムカムカ)

環「ねぇ、俺も食べたい。パウンドケーキ」
「あ、四葉!おはよ!!」
咲「あ、四葉、あんた昨日プリント出してないでしょ?今日は出して帰ってよね」
環「おう。ねぇ、俺にもパウンドケーキ、作ってよ」
「え?四葉に?まぁいいけど……。味保証しないよ?(笑)」
環「いーよ別に。」
「OK!じゃまた作って持ってくるね!咲苗の分も含めて!」
環「やった!」

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作者名:霜月 | 作成日時:2016年10月18日 22時

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