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そして無事文化祭が終了し、全校生徒で片付け。
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(お、黒字じゃん!いくらか皆に返せるな)
片付けの後、私は文化祭委員としてクラスの売上の計算を行っていた。
すると、私しか居ない静まり返った教室から、人が歩いてくる音が聞こえたのでそちらの方へ向くと、
「まだ帰んねぇのか?」
大好きな青宗くんの姿が。
「委員会の仕事が残ってて」
「そうか」
彼はそう呟くと、イスを引いて私が座っている隣の席に座る。
「へへ、なんか不思議だね」
「??」
「青宗くんが教室にいるの」
「確かにそうだな」
「青宗くんと同じ歳で、同じ高校で、同じクラスだったらどんな感じなんだろう、、、
席も、今みたいに隣同士だったら最高だよね」
「そうだな」
想像しているのか、ふわりと微笑む青宗くん。
「でも青宗くんちゃんと学校来るのかな?めんどくせぇとか言ってサボりそう」
「お前と同じ学校なら行く。寝るかもしんねぇけど」
「ずっと寝てそう、、、笑
で、"青宗くん起きて!先生に当てられちゃうよ!"って何故かあたしの方がハラハラするの」
「青宗」
「え?」
「同い歳だったら、呼び捨てでもいいだろ」
何故か机に顔を伏せる青宗くん。
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香恋 - ジョン子。様!更新ありがとうございます( ; ; )嬉しいです〜!ご無理なさらずにお話の続きが読めたら幸いです(^ ^)イヌピーも千冬も大好きなのでまた1から読んでます…!続き楽しみにしてます( ´ ▽ ` ) (2023年2月12日 1時) (レス) id: da7568f49d (このIDを非表示/違反報告)
ジョン子。(プロフ) - 香恋さん» 香恋さま コメントありがとうございます!更新が滞ってしまい申し訳ないです(;_;) (2023年2月6日 2時) (レス) id: 7b49d2ad7b (このIDを非表示/違反報告)
香恋 - 面白くて一気に読んでしまいました。良いところで終わってる…!続きをお恵みください…( ; ; ) (2023年1月23日 9時) (レス) id: da7568f49d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ジョン子。 | 作成日時:2022年6月9日 0時