イヌピーくん、お願いがあります！【乾青宗】

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▷次の日













｢ねぇ武道、ちょっと今大丈夫？｣




休み時間、数学の教科書とにらめっこしていた武道に話しかける。














｢ん？どうかした？｣




すると武道はシャーペンを置いてこちらを向いてくれた。

















｢ココさんって知ってる？｣





青宗くんと付き合いの長い武道ならココさんのことを知っているかもしれないと思い、学校で聞いてみた。















｢知ってる知ってる｣

















｢青宗くんとはどういう関係？｣
















｢確か、幼なじみだったかな。｣

















幼なじみか､､､敵いっこないじゃん！
















｢武道会ったことある？｣















｢うん、あるよ。｣















｢どんな人だった？｣
















｢うーん、そうだな､､､なんでか知らないけど、すんげーイヌピーくんに固執してるイメージはあった。｣















え、これ両思いなんじゃないの？2人。




青宗くんは大事な人だって言ってたし、ココさんはココさんで青宗くんに固執するほど好きだってことでしょ！？

















ますます敵わない。















｢仲良さそうなのに、なんでココさんは青宗くんの近くにいないの？｣
















｢それは俺もわかんない。あの人何考えてるかわかんないんだよね。｣
















ココさんに近づくためには、謎の女感を出せばいいってこと､､､？


















｢あー！久しぶりに聞いたら会いたくなっちゃったな！

どこにいんだろ、














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ココくん(・・)！｣

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