イヌピーくん、お願いがあります！【乾青宗】

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｢ダメだったか？｣











｢え、いや､､､｣












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｢俺たち付き合ってるんだしいいだろ？｣













｢エ！？いつから！？｣













｢？

お前から付き合ってくれって言ってきただろ｣












私から！？そんなこといつ､､､










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─── イヌピーくん、お願いがあります！











─── 付き合って欲しいの！！













あの時かー！！！！













｢え、あ、あれは！メイド喫茶に付き合って欲しくて言ったの！！｣












｢そうだったのか､､､｣












眉を下げて下を向く青宗くん。











しゅん、と効果音がつきそう。












｢もしかしてあたし、肝心なメイド喫茶の部分言ってなかった？｣












｢そうだな｣












だからメイド喫茶に来た時、ビックリしてたんだね､､､













自分の頭の中ではメイド喫茶のことでいっぱいだったから、言ったつもりになってたのかもしれない､､､












｢は〜マジか､､､｣











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下の名前で呼ばせてきたり、手を繋いできたり、













､､､キスしてきたり













青宗くんが私に対してやってきた数々の言動も、付き合ってると思っていたからと考えれば全て辻褄が合う。









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｢ブハハハハハハハ！！！｣













すると後ろから大きな笑い声が聞こえてきた。

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