イヌピーくん、お願いがあります！【乾青宗】

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▷放課後











千冬とさっきの話をしながら帰宅中。











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｢あれ、イヌピーくんじゃね？｣











千冬が見つめる先を見ると、青宗くんがお店の前で何やら人と話していた。












｢ほんとだ、お客さんかな？｣













段々近づくと、青宗くんが女の人と話しているのがわかった。













｢なんだあの人。めちゃくちゃ馴れ馴れしいな｣













その女の人は、ベタベタと青宗くんに触りながら話していた。













｢た、確かに､､､｣














｢彼女さんかな｣













｢えっ｣











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"彼女"という言葉に反応してしまう。












青宗くんと遊ぶことが増えて、1番親しい女友達は私だと思ってたんだけどな。












彼女いたんだ。












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なんだろう、胸がムカムカする。












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｢あー！｣











すると突然千冬が叫び出した。













｢何！？｣












｢俺バイトあんだった！悪ぃ！！気をつけて帰れよ！！！｣













そう言うと千冬は颯爽と歩いてきた道を走って戻っていった。

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