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「何作ってたんですか?」
「んー?出来てからのお楽しみ。」
そういい、作業を再開する先輩。
私はただただ先輩の様子を眺めていると、先輩がパタッと作業を止めた。
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「どうかされました?」
「その、さ、そんなに見られると恥ずいっつーか、、、」
「あ!ごめんなさい!つい、、、!」
「いや、全然いいんだけどさ。なんか話さね?」
「あ、そうですね!んーと、、、」
何か話題はあったかと考える。
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あ、そうだ。あのことを聞いてみよう。
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「先輩って東京卍會の方なんですよね?」
「あー、、、知ってたんだ」
「はい、有名ですよ?」
そっか、と苦虫を噛み潰したような顔をする先輩。
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「嫌じゃねぇ?」
「?」
「所謂、不良なわけじゃん俺って。嫌じゃねーのかなって。」
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「三ツ谷先輩は、いい意味で不良に見えないっていうか、、、
めちゃくちゃ優しいのに、いざとなったら喧嘩も出来るってカッコイイなって思うし、、、嫌だとか思いません!
しかも1コ上だとは思えないぐらい落ち着いてるし、料理も手芸も出来るなんて尊敬します!」
「、、、」
やば、先輩のことわかってますよみたいな感じでベラベラ喋っちゃった、、、
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「やべ、シンプルにくるわ、、、」
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ジョン子。(プロフ) - furimayuさん» furimayu様 数ある作品の中から読んで頂きありがとうございます!!温かいコメントとても嬉しいです(;_;) これからも頑張って更新致しますので、楽しんで頂けると幸いです☺︎ (2022年4月20日 0時) (レス) id: e42065b4a9 (このIDを非表示/違反報告)
furimayu - たまたま見つけて読ませていただきました(^^)面白くて一気読みしてしまいました!続きも気になってわくわくしてます♪これからも読ませていただきます!応援してます、頑張ってくださいっ! (2022年4月19日 18時) (レス) @page37 id: bf6650e562 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ジョン子。 | 作成日時:2022年4月13日 23時