12時30分【三ツ谷隆】

43 ページ43

.










｢ココ！めちゃくちゃ良かった､､､！キュンキュンした！｣













｢わかる！こんなん言われたら堕ちるしかねぇだろ！あー！言ってみてー！けど言う相手いねぇ！！｣














.














松野くんに借りていた少女漫画を返すため、今日は集会にお邪魔しています。












今までにも何回かお邪魔して、かなり皆さんと仲が良くなった。













.













｢え、松野くん彼女いないの？｣













｢いねーよー！！｣














｢意外！モテそうなのに！｣













｢え、マジ？｣













｢マジマジ！｣














｢人1は？いねーの？｣














｢いるわけないじゃん､､､｣















.














｢え！俺てっきり三ツ谷くんと付き合ってると思ってた｣














｢ば！！え！？！？あたしが三ツ谷先輩とだなんて！！！｣














｢三ツ谷くん、結構人1のこと気にかけてるし、そうだと思ってた｣












.













｢俺が何？｣















｢｢わー！！！｣｣














｢2人してなんだよ笑｣















噂をすればなんとやら、というやつだ。












.















｢人1さん、送るよ。後ろ乗りな｣















｢そんな！申し訳ないです！1人で帰ります！｣
















｢夜だから1人で危ねーし。てか、俺が送りてーの。ダメ？｣














首をコテン、とさせて聞いてくる先輩。













それ、めちゃくちゃズルい。













ダメなわけないじゃん､､､！












.












｢じゃあ､､､お言葉に甘えて､､､｣














｢ん、｣















｢松野くんまたね！｣















｢オウ！｣

44→←42

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す