12時30分【三ツ谷隆】

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(やばい、緊張する。)











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"じゃ、放課後校門前で待ってて"














職員室に無事問題集を届け終わった後、三ツ谷先輩にそう言われ、指示通り待機中。












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｢お待たせ｣












｢いえ！｣












｢じゃ、行こっか｣















｢はい！｣














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学校から出て、三ツ谷先輩の少し後ろを歩く。













ルナマナちゃんと何して遊ぼう〜！？















無難なかくれんぼ？












滑り台もいいね、一緒に滑りたい！














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あれ、そういえば、公園集合なのかな？















｢ルナマナちゃん、もう公園で待ってるんですか？｣












私は気になって先輩に聞いてみる。












｢え？公園？｣














｢はい、公園で遊ぶんですよね？｣












｢､､､違うけど｣













｢え！｣













｢俺ん家だけど｣















｢え！｣















｢あれ、言ってなかったっけ？｣















｢はい､､､初耳です､､､てっきり公園で一緒に遊ぶのかと､､､｣













｢あ、マジ？ゴメン。｣














三ツ谷先輩の家にお邪魔していいんですか､､､













え、ちょっと、急に前に進み過ぎでは？













気持ちが追いつかないんですけど､､､でも嬉しい､､､












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｢今日アイツら世話になんのもあるし、こないだのお礼兼ねてなんか作ろうと思って｣












｢作る､､､？｣














｢うん。俺ん家お袋しかいなくてさ、夜中まで働いてっから俺がアイツらの面倒見てんだわ。｣













"だから、料理の自信はあるよ"と微笑む先輩。














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え､､､ちょっと待って､､､











三ツ谷先輩って東京卍會の人なんだよね？なのに家事まで出来んの､､､？













ギャップやばくない？











ますます好きになるじゃん､､､











｢先輩､､､すごい､､､｣














｢凄くねーよ、これが俺の普通だから。｣














"ココが俺ん家"とさらに付け加える。
















着いたのはアパートだった。

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