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(はぁ、疲れた、、、)
なんとか今日1日を乗り越えた。
ホームルームが終わり、部活などで颯爽と教室から出ていくクラスメイトとは反対に、ゆっくり帰る支度をしていると、急に机に影が伸びた。
友達が何かイタズラをしようとしているのかと思い、見上げると、
「えっ、」
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そこに居たのは三ツ谷先輩だった。
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「よっ」
もうこの場合は無視なんて不可能だ。
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「こ、こんにちは、、、」
「なんで俺がここにいるかわかる?」
顔は笑ってるのに怖い、、、
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「さ、さぁ、、、?」
めちゃくちゃ理由はわかってるけど、しらばっくれてみる。
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「、、、俺、なんかした?」
さっきの怖い笑みとは裏腹に、今度は眉を下げて悲しそうな先輩。
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「いえ、、、」
「じゃあなんで今日ずっと無視されたの?俺」
「えっと、、、それは、、、多分見えてなかったんだと思います。」
「嘘だ、目合ってたもん」
「うっ、、、い、忙しかったんです、、、」
ムリのある答えで押し通す。
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「フーン?」
絶対嘘だってバレてる。
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ジョン子。(プロフ) - furimayuさん» furimayu様 数ある作品の中から読んで頂きありがとうございます!!温かいコメントとても嬉しいです(;_;) これからも頑張って更新致しますので、楽しんで頂けると幸いです☺︎ (2022年4月20日 0時) (レス) id: e42065b4a9 (このIDを非表示/違反報告)
furimayu - たまたま見つけて読ませていただきました(^^)面白くて一気読みしてしまいました!続きも気になってわくわくしてます♪これからも読ませていただきます!応援してます、頑張ってくださいっ! (2022年4月19日 18時) (レス) @page37 id: bf6650e562 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ジョン子。 | 作成日時:2022年4月13日 23時