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「!!」
咄嗟に隠れてしまった。
"ゆずは"って絶対名前だよね、、、
先輩が女の人に対して下の名前で呼んでるの初めて聞いたかも、、、
部活の人には"さん"付けだったし
もちろん私にだって。
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「彼女、なのかな、、、」
でも先輩、彼女いないって言ってたよね?
私が気を使わないように嘘ついたのかな。
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───── 大事な人になんかあったらって思ったら、、、さ。
球技大会の時に言われたあの言葉。
ただの1人の友達として、妹みたいな存在として言ったんだきっと。
何1人舞い上がって浮かれてたんだろ、恥ずかしい。
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(何してんのあたしー!!)
2人の様子が気になって、コソコソと尾行してしまった。
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角からチラっと除くと見えたのは、見覚えのある建物だった。
(、、、っ)
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大人しく家に帰っていれば良かった。
こんな気持ちにならずに済んだのに。
好奇心というものは本当に、危険で厄介だ。
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私の目に映ったのは、先輩と"ゆずは"さんが一緒に先輩の家に入っていく所。
(やっぱり付き合ってるじゃん、、、)
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ジョン子。(プロフ) - furimayuさん» furimayu様 数ある作品の中から読んで頂きありがとうございます!!温かいコメントとても嬉しいです(;_;) これからも頑張って更新致しますので、楽しんで頂けると幸いです☺︎ (2022年4月20日 0時) (レス) id: e42065b4a9 (このIDを非表示/違反報告)
furimayu - たまたま見つけて読ませていただきました(^^)面白くて一気読みしてしまいました!続きも気になってわくわくしてます♪これからも読ませていただきます!応援してます、頑張ってくださいっ! (2022年4月19日 18時) (レス) @page37 id: bf6650e562 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ジョン子。 | 作成日時:2022年4月13日 23時