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「先輩!あたし自分で歩けますし、それに重いだろうし、、、ほんと大丈夫です!」
「、、、」
先輩からの返答がない。
「、、、何も言わないってことは、ほんとにあたし重いってことじゃないですかあ、、、」
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「、、、先輩?」
それでも話さない先輩が気になり、少し大きめの声で呼ぶ。
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「っあ、わり。、、、俺、内心超ビビってるわ。」
「え?」
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「大事な人になんかあったらって思ったら、、、さ。」
「それってどういう、、、」
「ん、着いた。ちゃんと先生に診てもらえよ」
私が話終わる前に保健室に着いてしまった。
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「あ、はい!ありがとうございました」
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先輩、大事な人って言ったよね、、、
頭ぶつけて自分の都合のいいように聞こえたとかじゃない。ハッキリと聞こえた。
頭の他に胸も痛くなってきた、、、
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───── 大事な人になんかあったらって思ったら、、、さ。
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「何言ってんだよ俺、、、」
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ジョン子。(プロフ) - furimayuさん» furimayu様 数ある作品の中から読んで頂きありがとうございます!!温かいコメントとても嬉しいです(;_;) これからも頑張って更新致しますので、楽しんで頂けると幸いです☺︎ (2022年4月20日 0時) (レス) id: e42065b4a9 (このIDを非表示/違反報告)
furimayu - たまたま見つけて読ませていただきました(^^)面白くて一気読みしてしまいました!続きも気になってわくわくしてます♪これからも読ませていただきます!応援してます、頑張ってくださいっ! (2022年4月19日 18時) (レス) @page37 id: bf6650e562 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ジョン子。 | 作成日時:2022年4月13日 23時