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ルナマナちゃんのおつかい現場に遭遇した日からしばらく経った。
あれから三ツ谷先輩との進展は一切なし。
別に先輩とどうこうなりたいってワケじゃないんだけどね。
そんなことを考えながら国語係の私は今、先生に頼まれてクラスメイトの問題集を職員室まで運んでいます。
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「どーも」
すると、後ろから声をかけられた。
問題集を持っているため、少しだけ後ろに振り替えると、
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「!?!?」
「こないだはありがとうございました」
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やばいやばいやばい
三ツ谷先輩!!!
向こうから話しかけてくれるなんて!!!
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「それ、職員室に持ってくの?」
「っあ、はい!」
"持つよ"と、先輩は私から問題集をひょい、と取り上げた。
「え、全部!?そんな!大丈夫です!」
「いいのいいの
あ、そういえば名前言ってなかったな。俺、3年の三ツ谷隆っていいます。ルナマナの兄貴。知ってると思うけど一応。」
先輩ごめんなさい、めちゃくちゃ名前知ってました。
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「っあ、2年の人1Aです!」
「人1さん、ね。
やっと会えた。アイツらから同じ学校だって聞いてたから。」
名前、、、読んでくれた、、、
しかも、やっと会えたってことは会いたかったってことだよね!?!?
自惚れすぎ?
てか、一緒に歩いてるのやばくない!?
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「マナちゃん、おケガは大丈夫ですか?」
「うん、人1さんが処置してくれたおかげで。」
「良かったあ」
「あ、そうだ。人1さん今日ヒマ?」
「っえ、はい、、、?」
「アイツら、また会いたいってうるさくてさ。会ってやってくんね?」
「え!もちろん!!!」
「マジ?アイツら喜ぶワ。」
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ジョン子。(プロフ) - furimayuさん» furimayu様 数ある作品の中から読んで頂きありがとうございます!!温かいコメントとても嬉しいです(;_;) これからも頑張って更新致しますので、楽しんで頂けると幸いです☺︎ (2022年4月20日 0時) (レス) id: e42065b4a9 (このIDを非表示/違反報告)
furimayu - たまたま見つけて読ませていただきました(^^)面白くて一気読みしてしまいました!続きも気になってわくわくしてます♪これからも読ませていただきます!応援してます、頑張ってくださいっ! (2022年4月19日 18時) (レス) @page37 id: bf6650e562 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ジョン子。 | 作成日時:2022年4月13日 23時