3 ページ3
.
「あ!おにぃちゃん!!」
ルナちゃんが"おにぃちゃん"と呼ぶその人を確認しようと振り返ると、
.
「っえ、、、」
こんなことがあっていいのだろうか。
ずっと思いを寄せていた彼、
.
.
三ツ谷先輩がいるではないか。
.
「お前ら何してんだよ」
「ママにおつかいたのまれた!」
「そうか、偉いな。
、、、で」
しゃがんでルナちゃんと話していた三ツ谷先輩が私の方へ目線を向ける。
.
「あ!あの、、、マナちゃんがおつかいの途中で転んじゃったみたいで、、、心配だったのでおうちまで送ろうかと、、、」
「わざわざすみません。あ、絆創膏まで。」
ぺこり、と頭を下げる三ツ谷先輩。
.
、、、私の事覚えてないっぽい。
そりゃそうだよね、話したのだって一瞬だし、だいぶ前だし。
.
「いえ!」
「もう、大丈夫なんで。ここまでありがとうございました。」
「あ、はい!
ルナちゃん、マナちゃん、バイバイ!」
「お前ら、"ありがとうございました"は?」
「「ありがとうございました!」」
2人は声を揃えてお礼を言ってくれた。
「ふふ、どういたしまして!」
では、と2人を連れて三ツ谷先輩は行ってしまった。
.
.
うわあああああ!!めちゃくちゃ喋っちゃった!!!
お兄ちゃんしてる三ツ谷先輩も超かっこよかった、、、
.
.
.
「あ!おねぇちゃんにおなまえきくのわすれてた!
でもおねぇちゃん、おにぃちゃんとおんなじがっこうっていってた!」
.
.
.
「、、、知ってる」
126人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ジョン子。(プロフ) - furimayuさん» furimayu様 数ある作品の中から読んで頂きありがとうございます!!温かいコメントとても嬉しいです(;_;) これからも頑張って更新致しますので、楽しんで頂けると幸いです☺︎ (2022年4月20日 0時) (レス) id: e42065b4a9 (このIDを非表示/違反報告)
furimayu - たまたま見つけて読ませていただきました(^^)面白くて一気読みしてしまいました!続きも気になってわくわくしてます♪これからも読ませていただきます!応援してます、頑張ってくださいっ! (2022年4月19日 18時) (レス) @page37 id: bf6650e562 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ジョン子。 | 作成日時:2022年4月13日 23時