12時30分【三ツ谷隆】

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友達と勉強会がてらファミレスでお喋りしていたら、すっかり帰りが遅くなってしまった。












家に向かって歩いていると、1台のバイクとすれ違った。











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(どっかで見たことあった気がする､､､)














あまり深く考えず、私は足を進める。












すると、












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｢あー！やっぱり！！｣













先程のバイクに乗った運転手に話しかけられた。












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｢っへ､､､？｣














｢キミ、三ツ谷の彼女(ヨメ)でしょ！前会ったよね！｣













｢っあ！｣













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思い出した。私がおつかいを頼まれた日に会った金髪の内の1人だ。












確か､､､この人が東卍の総長。













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｢どこ行くのー？｣













｢お家に帰ってる途中です､､､｣













｢フーン？ってことはこの後暇ってことだ｣














｢っえ、まぁ､､､そうですね､､､｣














｢じゃあさ！












集会おいでよ！！｣















｢集会？｣














｢うん、今から東卍の奴らと集まるんだ〜｣














｢そうなんですね､､､？｣













｢会わせたい奴らいるし、三ツ谷も喜ぶと思うからおいでよ！｣













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三ツ谷、という言葉に反応する。













三ツ谷先輩の東卍での様子を見れるチャンス､､､！











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よし。














｢行きます！｣















｢んじゃ決まり〜！あ、そういえば名前言ってなかったな。俺、佐野万次郎。マイキーって呼んで｣














｢マイキーさん､､､？｣














｢呼び捨てでいいのに！ま、いっか！｣












いきなり呼び捨てはハードルが高すぎるよ､､､










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｢っあ、あたしは人1Aって言います。｣















｢ふむふむ。､､､じゃあAちんね！｣












｢あ、はい､､､？よろしくお願いします！｣












｢じゃ後ろ乗りな？｣













ヘルメットをマイキーさんから渡され、後ろに乗るよう促される。












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こんな短いスパンでまたバイクに乗れるなんて､､､！

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