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学校からの帰り道。
道端に2人の少女が蹲っているのが見え、気になった私は声を掛ける。
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｢どうかしたの？｣
姉妹だろうか？
すると、姉だと思われる子が私の声に、バッ！と顔をこちらに向ける。
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｢ルナとマナね、おつかいいってたの｣
｢そっか、えらいね｣
｢そしたらね、マナがコケちゃってね、うごけないの｣
"マナ"と呼ばれる子に目を向けると、ヒザから血が出ていた。
｢うわぁ！大丈夫！？｣
私はその子を抱き、ルナちゃんの手を引いて近くの公園へ向かう。
水で血を流し、絆創膏を貼ってやる。
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｢よし、これでバイキンは入らないよ｣
｢ありがと｣
と、マナちゃん。
｢ルナマナちゃん、おうちはこの近く？｣
｢うん｣
｢じゃあお姉ちゃんがおうちまで送ってあげるね、ルナちゃん案内してくれる？｣
｢わかった｣
先程と同様、私はマナちゃんを抱っこしてルナちゃんに案内してもらう。
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｢おねぇちゃんちゅうがくせい？｣
｢そうだよ、渋谷第二中学って知ってるかな？｣
｢あ、しってる。おにぃちゃんといっしょだ｣
｢へー、お兄ちゃんいるんだね｣
｢うん｣
｢そういえば、何おつかいしてきたの？｣
｢んーとね、にんじんとたまねぎ｣
ルナちゃんが答えると、｢マナがえらんだの！！｣とマナちゃんも答えてくれる。
｢ふふ、2人とも偉いね｣
この2つが揃っているということは、カレーかな？それとも肉じゃが？
1人で勝手に人様の家の晩御飯を妄想していると、
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｢ルナ？マナ？｣
後ろから2人を呼ぶ声が聞こえた。
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ジョン子。(プロフ) - furimayuさん» furimayu様 数ある作品の中から読んで頂きありがとうございます！！温かいコメントとても嬉しいです(;_;) これからも頑張って更新致しますので、楽しんで頂けると幸いです☺︎ (2022年4月20日 0時) (
レス) id: e42065b4a9 (このIDを非表示/違反報告)
furimayu - たまたま見つけて読ませていただきました(^^)面白くて一気読みしてしまいました！続きも気になってわくわくしてます♪これからも読ませていただきます！応援してます、頑張ってくださいっ！ (2022年4月19日 18時) (レス) @page37 id: bf6650e562 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ジョン子。 | 作成日時：2022年4月13日 23時
