How to love 【宮治】

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A｢なあ、治って好きな人おんの？｣









あたしは隣の席に座っている治に問いかける。









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治｢ほぉひはんひゅーに。｣(どうしたん急に)









まだ2時間目の休み時間だというのに彼はおにぎりを頬張っている。









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A｢だってさ、こんなんゆーたらまた調子乗るやろうけど、あんたら双子ってモテるやん？

可愛い子から告白とか余裕でされるやろ？やのにいっつも断っとるやん。

だから好きな人でもおんのかなって。｣









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治｢好きな人なあ､､､









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うん。おる。｣









あっという間に無くなるおにぎり。









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A｢そっかあ〜おるんやあ｣









彼の食べ物を消費するスピードの尋常な速さにはもう慣れてしまったのでスルーで行く。









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治｢告白された時はめんどいから、"バレーに集中したいねん。"

とか適当なことゆーとーけど。

めちゃくちゃ俺やって恋愛したい年頃やで。｣









A｢どんな子なん？｣









治｢んー、せやなあ。飯めっちゃ美味そうに食うねん。その子。｣









A｢治らしいなあ〜｣









治｢あとめっちゃ優しい。｣









A｢めっちゃ美味しそうにご飯食べてて、優しい子なんか腐るほどおるくない？｣









治｢いや、わかってへんな〜｣









A｢ふ、治なりのこだわりがあるんやな｣









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治｢てか、Aは？おらんの？好きな人｣

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