夢想 ページ17
「…………………………て、敵襲ぅぅぅううううううううううう！！！！！」
「違うぅぅうううう！！！」
「どこからどうみても怪しいヤツじゃないですかぁぁぁぁぁぁ！！」
「お嬢ちゃんだって大概だろぉぉ！！？」
「パンダのなにが悪いんですかあぁぁぁぁぁぁ！！」
「可愛いよ！可愛いけども！！！」
「可愛いならいいでしょおおおおお！！」
ーーーーー
……落ち着きました。
騒がしくしてしまってすみません。
いや、俺こそいきなり声をかけて悪かった。
みなさん、おきてないかなぁ。
それはお嬢ちゃんが容赦なく腹パンしてたから問題ないだろ。
……加減してます。
……凄い音だったけど。
……気のせいです。
「ところで、あなたはいったい……？」
「俺か？俺はだな……んー……内緒だ。」
「……やっぱり、敵……」
「違う違う違う違う」
「じゃあ、目的は？」
「目的……特にねぇなぁ……」
「怪しい……」
「そう言ってくれるなよ」
「というより、この船は潜水艦ですよ？どうやって乗り込んだんです……？」
「乗り込んだっていうか……その……」
「怪しすぎます」
「そう、なるよなぁ……」
続く
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作者名：はっじ | 作成日時：2019年9月21日 0時
