夢の世界へいってらっしゃい！【youtuber 】【短編集】

笑顔【虫眼鏡】 ページ6

貴方side

ねえ、何で？どうしてそんな風に笑うの？
その笑顔私にも見せてよ。

私と虫さんが付き合って3か月が過ぎようとしている。

しかし、私は虫さんの笑顔を1回しか見たことがない。それは、私が告白を受けたときだ。

すなわち、そこから1度も笑顔を見たことがない。

貴：本当に好きなのかな？

不安になっちゃうよ。

て：あ！Aおはよう。

貴：てっちゃん、おは�・

て：どうしたん。

貴：あーいやね。人生色々さ。

て：どういうことだよww…あ！虫さんおはよう。

虫：おはようじゃない！いつまで寝てたの！もう。あ、Aおはよう。

貴：うん、おはよ

ああ、そうやって笑いかける。本当の笑顔じゃない癖に。

2人でいるときは笑いもしないくせに。

て：じゃ、コンビニ行って来るわ

虫：いってら�・

貴：あっ…いってらっしゃい

てつやはコンビニに出掛けた。

虫：…で？

貴：…？

『で』とは？

虫：珍しくご機嫌斜めじゃん。どうしたの？

貴：…え

気づいてくれてたんだ…

そう思うと涙が出てきた。

虫：は！？何で泣いてんの？

貴：…ごめん…ごめん

虫：何で謝ってんのかは分からないけど、何かあるなら言って？

虫さんは私をギュと抱きしめた。

貴：あのね、虫さんが全然笑ってくれないから不安になっちゃって。

虫：はー。

ああ、やっぱり飽きられちゃうのかな？

虫：…本当分かってないね！僕のこと！

貴：？？

虫：Aが悪いんだからね！可愛い過ぎなん
だって…こっちは、にやけるの我慢してるって言うのに…

ああ、なんか

貴：…好き

虫：知ってる。

彼は私が思っているより私が好きみたいでした


て：…で、俺はいつ入れば良いの？

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