夢の世界へいってらっしゃい！【youtuber 】【短編集】

たった4文字【はじめしゃちょー】 ページ21

貴方side

貴：あの…！はじめさん！

は：？

貴：え…えっと

は：あ、待って。俺用事あるから、また今度でいい？

貴：…あ、はい。

は：ごめんね。あ！たなっち〜！

そう言ってはじめさんは下に行ってしまった。

貴：…結局言えなかったな…

弱虫。

貴：ああ、何してんだろ私。何で泣いてんだろ私。

その後、はじめさんとは、口もきかず1週間がたってしまった。

そして、今日は

は：どうも！はじめしゃちょーです！

U-FES の日。

彼の出番がきた瞬間雰囲気が変わった。それもそうか。何せ日本1だもんね。

貴：かっこいいな。凄いな。…好きだな。

あ、ヤバイ泣きはそう。危ない危ない。今泣いたら、変な人だもんね。

は：あの！おいら、今日ここで告白しようと思います！だから、皆さん！おいらに勇気と元気を分けてください！

…嘘。好きな人いたんだ。やっぱり…あの人かな…？ヒロインだもんね。ああ、私の恋本当に終わっちゃった。

貴：…上手くいくといいね。

嘘つき。上手くいってほしくないくせに。でも、彼が、幸せならいっか。

は：じゃ！いきます！…あ〜緊張する〜

た：何言ってんすか。あんなに練習しておいて

は：たなっち、それ言っちゃダメ！…もう。じゃ呼びます。

…A。

…？え？今私の名前読んだ？え？え？

私はスタッフさんに無理矢理ステージに上がらされた。

は：Aずっと前から好きでした。こんな、俺ですが付き合ってください！

ファン：きゃー！！！！！！！

貴：…

ポロッ

は：え？え？おいらの告白そんな嫌だった？

貴：…ない。

は：？

貴：…そんな訳ない！私もずっとずっと好きだった。

は：じゃ…？

貴：よろしくお願いします！

私は泣きながらこう言った。

は：そんな事もあったね〜

貴：え〜はじめ忘れてたの〜

は：なわけ。あれ、めっちゃ緊張したし、

貴：そうだったんだww

は：ほら、皆のとこ行くよ。

貴：は〜い

私は今日、赤が似合う彼の隣で愛を誓う。

暇なときこそ【たなっち】#ことい様リク→←たった4文字。【？？？】

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す