退屈な人生②【ブルーロック】 (ページ21)

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首元の絆創膏を貼っている箇所にそっと手を当てる凪さん

貴『あれは想定外すぎたんです。もう2度とさせません』

凪「とかいって簡単にできそう
首狙えたのあれで二回目だし」

貴『はっ倒しますよ。』

潔「おい待てタンマ！

え、き、キスマーク？
凪とAってどう言う関係…？」

貴『友達です』凪「恋人」

…

…

…貴/潔『「は？？？？？？」』

私と潔さんはフリーズした。

凪「まあまだ仮だけど」

貴『いや私仮でも凪さんの恋人になった記憶ないんですけど』

凪「ブルーロックに来る前、俺が強くなったらずっと一緒にいるって約束したよね」

貴『あぁ…』

凪「あれ告白だから、強くなったら俺の彼女になってね

あーでも強くなったらってアバウトだな…とりあえず日本代表になったらでいっか」

どういう風の吹き回し

何かの罰ゲーム？

負けたら私に告白しないといけない的なノリかな

凪「ちなみに罰ゲームとかじゃないから」

やば。心の声聞かれた。てかなんで聞こえるの。

潔「(公開告白…いや、でもなんかAは納得して無さそうだしそもそも知らなかったっぽいな、、)」

貴『…凪さんはそういう男女の恋愛関係については面倒くさいって思うタイプかと見てました』

凪「うん、人と関わるのってめんどくさいし。でもAは違うから

一緒にいたら落ち着くし、俺ここにきてからAの事ばっか考えてたよ
会ったら離れたくないしずっとくっついてたい

俺は自分が思ってる以上にAの事が好きなんだと思う」

貴『っ…』

凪「他の男と仲良さそうにしてる所見ると相手潰したくなる」

潔「(重度の愛だ。こえぇ…)」

「玲王が俺は独占欲が凄いって言ってた」

そう言う凪さんに対して私はどう言えば良いんだろ

こんなめんど向かって好きと言われたら、流石の私も多少は照れる

凪さんの顔を直視できず、わたしは潔さんの方へと目を向け助けを求めた

目があった潔さんはもちろんビクッと肩を揺らす

貴『(どうにかしてくださいこの状況！)』

潔「(無理無理無理無理無理！だって凪のオーラがマジだもん！)」

貴『(オーラとか知りませんよ！私こんな空気耐えられません！)』

潔「(俺もだよ！！)」

凪「ねぇ、喋ってるの俺なんだけど
なんで潔の方見てるの」ｸﾞｲｯ

貴『うわっ』

両頬を掴まれ強制的に凪さんと目を合わされる