退屈な人生【ブルーロック】

5. ページ6

.





玲「おいお金持ちの息子ってまさか俺の事か？」


凪「うん、名前知らないし」


玲「御影玲王、玲王でいいよ
お前の名前は？」


凪「凪誠志郎」


玲「凪ね、これから宜しくな」


凪「よろしくー

で、あんたは？」




駄目だ、全く状況が掴めない

何を聞かれてるの、そしてこの2人今自己紹介してたけどお互い初対面なの？




凪「ねー名前、教えてよ」


貴『あえっと、霜月Aです』


凪「Aかー宜しく」


貴『(呼び捨て？)…宜しくお願いします』




何の自己紹介？いる？絶対いらないよね？
プリント落として返してもらっただけなのに




凪「で、Aは何で玲王にキャーって言わないの？」


貴『悲鳴…ですか？』


凪「んーどうなんだろ、悲鳴なのかなあ」


玲「俺は化け物か何かか？」




「自分で言うのもあれだけど歓声に近いものなら多いぞ」

そう言って腰に手を置く姿は様になっていた

なるほどそう言うキャーか、たしか芹奈もこの人は校内中の女の子から人気だと言っていたような気がする

けど別にどうでもいいし…

それにそういうキャーってのは初対面の人は言わないよね普通。多少接点のある人同士でしてるものだと思っていたんだけど私の知識不足？




貴『言った方が良かったですか？』


凪「どっちでも
ただたまに玲央の事校内でも見かける事があったけど、周りの人はずっとキャーって言ってたから言わないのかなーって思っただけ」


貴『まぁ初対面ですし…

…あのそれより、二人は何か話をしてたんじゃ無いんですか？』




芹奈が待ってるしそろそろこの場から離れたい




玲「そうだった！凪、サッカーしよう！」


凪「まだ言うー？」


玲「お前にはサッカーの才能があるんだって！」


凪「めんどくさーい」




忘れてた！と言わんばかりの表情でまた勧誘を始める御影さん


サッカーって…
うち新学校だから運動部とかあんま強いイメージ無いしするだけ時間の無駄だと思うけど。

この凪さんって人はそんなにサッカーの素質があるんだろうか




貴『(そう言えば親戚にサッカーマニアがいるって話をお母さんに聞いた事があるような…)』


凪「Aからもなんか言ってよー」


貴『ぇ』


玲「おい凪！話から逃げんな！」


凪「だってめんどくさいもん、
Aもサッカーとかするのめんどくさいと思わない？」




いやいやいやいやいや
急に話をふらないで欲しい

めんどくさいもなにも私は興味が一切ないんだけど。。。

6.→←4.

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す