たったひとりの、Snow Girl.2

▽ LAST. ページ11

. 渡辺side








渡「ねぇ、A」


「ん？なーに？」









こんなに緊張してるのはきっと俺だけ。



Aが通いつめてる俺の部屋


もうAと付き合い始めて2年が経ってた。




気がつけば部屋にはAのものが増えてて、生活感が出てる。









渡「いろいろあったね、これまで」




「いっぱいあったねー、でも全部今となれば楽しかったけどね！！！」




渡「ん、そうね。俺さ」




「ん？」




渡「Aのこと、嫌いだなって思ったこと1回もなかった。いくら喧嘩して言い合いしたとしても、こいつとは合わないとか、そういうこと1回も思ったことなくてさ」




「うん…？」




渡「一生一緒にいたいなって思う」




「それは私もしょっぴーと一緒にいたいよ」









ほんとに俺らはここまでいろんなことがあった。





世間からの目、誤解


あることないこと書かれてメンバー内で話し合ったり。




やめようかなって思ったこともあったけど、いつも近くで頑張ってるAを見てるとそんな気持ちはサラッと消え去った。





今まで辛いこと味わってきてた分、
それ以上に幸せにしてやりたくて。









渡「A」








「ん？」








渡「俺と、結婚してください。」








「えっ、」









渡「絶対、幸せにする」









end.

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