トレーナーは女の子。#8

◇190 2本。坂本side ページ40

.






『っしゃあ！』

山本「ナイスホームラン勇人さん！！」

『おーーっ』









相手に対してノーヒットノーラン継続中

その中で先制ホームランを放ったのはまさかの俺だった。




しかもな？その次の打席もホームランやねん！笑








高橋「いいね勇人ー」

『あざっす』

亀「全打席ホームラン打ってほしかったんだけど」

『それは無理っすよ(笑)』






またほんとに無茶なこと言うんだから…www


まぁ俺は満足やけどな。ももたろうめっちゃ飛んで喜んでたし(笑)








『ももたろさーんっ』

「なぁ？」

『なぁってなんやねんwww ベッドあいてる？』

「今あいてる」

『じゃあやって』

「しょうがねーな」

『おい、今日のヒーローになんて口きくねん』

「はいはい。早く寝て」









いつものももたろうに戻ってしまってて、こいつは何重人格なんか。
マッサージを受けてるとそこに根津さんがたまたま入ってきて。





根「あ、失礼しました…」

「ちょっ、根津さん！！邪魔じゃないですよ！！」

根「いや、いいよ。ふたりでいて」

『さすがっす』

根「よく言うよwww」









なに気みんな空気読んでくれるもんなー(笑)
そこだけはありがたい。





『なぁ、』

「なに」

『すごかった？』

「…すごかった」

『俺は見てたで』

「なにを」

『めっちゃジャンプして喜んでんの』

「なに見てんだよ！！！」

『照れんなよ』

「照れてないし」

『顔真っ赤やで？』

「もううるさいっ…」









ほんまに顔真っ赤wwww
せやけど、今日はひとつ小さなサプライズ。





『ほいっ、』

「え！？なんで！」

『裏方さんに1個取ってきてもらった。ホームランボール、欲しかったんやろ？』

「えーーっ！ありがとう！！」






頼んでスタンドに取りに行ってもらってんww
ホークス側に打ったから、ファンの人にはすんなり渡してもらえたらしいんやけど。




「ずっと持ち歩くね」

『あほやろ(笑) 飾るとかならわかるけど』

「いいでしょ！ww」







喜んでくれてよかった。

◇191 特別。→←◇189 大事な講習会。坂本side

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す