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◇181 朝。坂本side ページ31

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「…まぶしーっ、…」









カーテンの隙間から差し込む陽射しが顔に当たって、起きたももたろうの声で目が覚めた。


横になったままうっすらと目を開いて時計を見た

もう針は8時を指している。
ももたろうは俺が起きてんのにまだ気がついてないらしく、寝てると思ってる俺を見て、ぱさっとまた横になった。



俺はクッションをぎゅうっと抱きしめて。





少しだけももたろうのほうに寄ったら、このあと、思いもよらない展開が巻き起こった。









「ねぇ!さかもと!!!」


『ん、なんやっ、ちょいクッション!!!!』









俺が抱きしめてたクッションをぐいぐいと引っ張って、なんか知らんけど怒ってる

なんでこんな怒ってるんやろって思うやん?笑



そしたら…









「なんでクッションなの!! なんで私じゃないの!!」


『…え?』








怒ってた理由は、抱きしめてんのがももたろうやなくてクッションやったのにむかついたらしい。




もう朝からなんやねん。心臓に悪いわぁ…









『そんなんで怒らんでも…』


「私より、クッションのほうがいいってこと?いつもは朝、さかもとにくっつかって起きるのに、今日はすっごい眩しいので起きたし、今日もう全然いいことない」







めずらしい。ももたろうがこんなことで怒んの。
まずこいつがクッションに嫉妬するときが来たなんて。





『ええよ、おいで。クッションなんてポイや』


「でも起きないとだめな時間だから、もういい。大丈夫だから」








そうやってすぐ我慢するんやから。

もっとわがまま言うてええのに…









『俺がいやや。はよ、来て』


「…はぁっ…」


『なに?』


「こんなことしてる場合じゃないのにさ… 私、全然今の状況考えられない人みたい…」








たしかに負けが続いてるし、そう思うんもわかるんやけど。

プライベートはプライベートやし、プライベートまで仕事と一緒にしてたらやってかれへんやろ。









『それでええねん。一緒にばっかしてたら、おかしくなってまうで』


「そうだけど…」


『リフレッシュする時間もあらへんかったら、ストレスしか溜まらん。』


「そうなのかなー…」









とりあえず、可愛い。

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実玖(プロフ) - さやさん» ありがとうございます!明日は移行予定です! (2017年7月5日 22時) (レス) id: fb928da0c0 (このIDを非表示/違反報告)
実玖(プロフ) - えりさん» 私も苦手です…wwww (2017年7月5日 17時) (レス) id: fb928da0c0 (このIDを非表示/違反報告)
えり - 玉ねぎwwうんうん、わかる〜あれは慣れですホント(笑) (2017年7月5日 12時) (レス) id: 10f951dba3 (このIDを非表示/違反報告)
えり - お久しぶりです(*´ω`*)水っぽいものww夏場は私もそうやから人の事言えないです(笑) (2017年7月5日 12時) (レス) id: 10f951dba3 (このIDを非表示/違反報告)
さや(プロフ) - テストお疲れ様です!楽しみにしてました((*´∀`*)) (2017年6月30日 20時) (レス) id: 93a99f4975 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:実玖 | 作者ホームページ:http://mikupepe//pa-na  
作成日時:2017年4月21日 23時

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