プラネタリウム。 ページ4
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急に夜になって雨が降り始めた。
雨の日と言えば、ももたろうがテンション落ちる日でもある。
たしかに雨が好きや！っていう人に今まであったことはないけど、俺は嫌いやない。
静かな部屋で雨の音聞いてるだけで、何となく落ち着くというか…
『ももたろう、大丈夫かー？』
「大丈夫じゃないわけじゃないんだけど、なーんにもやりたくなくなっちゃう」
『朝から雨やなくてよかったやん。』
「うん」
『あ、ええこと思いついた』
そういえば、“もも姫と見て”って言われて誕生日に長さんからもらってたのあったんやった。
かなり期間あいたけど、まぁ今日でもええやろ(笑)
「それなに？」
『ええから黙って待っとけ』
箱から本体を出して、説明書を見ながらセットして
すでにベッドの中にいるももたろうは、顔だけ出して俺を見る。
「まだぁ？」
『おしっ、これであってるはず』
部屋の電気を消して、ボタンを押すと。
「うわぁっ！きれい！」
『すげー…』
「これ、お部屋で見れるプラネタリウム？」
『そう。長さんから前にもらってん』
雨の日を少しでもいい日にしてほしくて。
俺の隣でキラキラ光る天井を見上げるももたろうは、子どものように無邪気やった。
『A、』
「んっ…」
『ははっ、まだキスしただけやん』
「まだって…」
『、プラネタリウムの下でエ ッチすんのも、悪くないやろ？』
さっきまでニコニコしてたと思ったら、急に照れる
ころころ変わる表情も全部、Aの好きなとこで。
俺のTシャツを着てるAは、肩丸出し。
華奢な身体に手を滑らせて、すっと肩から服をおろした。
額、目、鼻、頬、口、首、鎖骨…
流れるようにして唇を伝わせると、「くすぐったい」って小さな口から漏れた。
『身体、キラキラしてる。』
「だって、プラネタリウム…」
『プラネタリウムより、Aのほうが俺は見たいねん』
もう一度Aにキスして、身体に触れようとしたとき。
ぐぅ〜〜〜…
「あ、おなか空いたかもしれない」
『おまえ、ムードもへったくれもないやつやな！』
「自分の身体まではコントロールできないからさ」
『いい感じやったのに… 台無しや！』
「いいじゃん、きれいで。つけたまま寝る？」
『ええけど眩しくない？』
「眩しい」
…ももたろうらしいやろ？www
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実玖(プロフ) - gitakuさん» そんなに上手じゃないです><ありがとうございます！！ (2017年9月24日 13時) (
レス) id: fb928da0c0 (このIDを非表示/違反報告)
gitaku(プロフ) - 記念日に301本の花束、その1本に“Just for you.”…さかもとぉぉぉ(照) 実玖さんの書かれる文章はすごく上手くて投稿が待ちきれません！ さかもとくんとモモ姫のおはなしこれからも楽しみにしています！ (2017年9月24日 12時) (レス) id: fc8c1bce66 (このIDを非表示/違反報告)
実玖(プロフ) - えりさん» なんて呼ばせるかすごく迷いました…w やっぱり味覚変わるんですね(゜ロ゜) (2017年9月7日 22時) (レス) id: fb928da0c0 (このIDを非表示/違反報告)
えり - ベビ太って呼んでる2人が可愛い♪ 実際、妊婦なると味覚変わるからわかるわかる、って読んでます〜 (2017年9月7日 22時) (レス) id: 10f951dba3 (このIDを非表示/違反報告)
実玖(プロフ) - Kaoriさん» ほんとですか！？嬉しいですー！>< (2017年8月31日 23時) (レス) id: fb928da0c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：実玖
| 作者ホームページ：http://mikupepe//pa-na
作成日時：2017年4月6日 22時
