Play Ball. １０(完)

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『Aーっ、どこおんねーんっ』


曄「ぱぱ、お酒臭い…」


『いい子は寝る時間やでぇ？』


成「ままあっち」


『おぉっ、成くんただいまぁっ♪』









ちょうさんたちとお食事に行って帰ってきたはやとはお酒がまわってるみたいで、
なるくんに呼ばれてはやとのところに行くと、急に抱きつかれた。






「おかえり」


『ただいまA… んんーっ… ちゅーーーっ…』


「ん、はやとっ…」


曄「あー！！！ぱぱだめぇっ！」


成「まま返せー！」


『なにを言うてんねん！Aは俺のやぞ！』









大人げない、なんて思ってたら
ソファに押し倒されて、いっぱいちゅうされて…



もう！ふたりとも見てるのに！！









『好きやでっ…』






はやとが私の服に手をかけたとき、ぎゅっとその手を掴むと
不思議そうな顔で私を見つめるはやと。









『なにしたん？あかん？』


「ダメに決まってるでしょ！はなちゃんもなるくんも見てるのに！」


『あ… そうやった。なんか酔い冷めたー』









＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿





そんなことがあった次の日。









成「きのうね、ぱぱがままのこといじめたの」


長「いじめたー？」


曄「そう。ままはぱぱのこと押してるのに、ぱぱがままのこといっぱいソファでぎゅうってしたりちゅうしたりするの」


内「はやとーーーーーーー！！！！！！！」


『はぁい？』


長「はいじゃない！」


内「おまえ子どもの前でもそんなことやってんのか！！！」


『えー？昨日はたまたまっすよー、しかも最後までしたわけやないし』


長「じゃあどこまで！！！」


『ちゅうまで』


内「ほんまやろなぁ」


『ほんまです』









子どもって、怖いですねww

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