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「はや、とっ… んんっ、やぁっ…」
おいおいおい、俺別になんもしてへんで？
珍しく俺がAよりも早く起きたらこの状態…
どんな夢見とんねん…
『A起きて？』
「んっ… おはよ…」
『どんな夢見てたん？』
「… 教えない」
『声出てたで？笑』
「えっ！？」
顔を真っ赤にして枕に埋めたAの上に、優しく覆いかぶさった。
『したかった？』
「、んーんっ…」
『今日休みやで？』
実は２週間、成と曄は俺の実家。
兄貴夫婦が一緒に面倒見てくれてる。
さぞかし楽しそうな写真が毎日送られてきて俺らは安心なんやけど、ここの家は俺とAだけ。
『なぁ、こんな時めったにあらへんで？』
「… いっぱいちゅーしてくれる？」
『言われんくてもしますっ』
甘っ甘な朝。
カーテンを閉めて薄暗くなった部屋で、恥ずかしそうに縮こまるA。
「っ、…」
綺麗な細くて白い背中に唇を伝わせると、ぴくっとなった身体。
見えへんのって、興奮するん？w
あかん、変な妄想ばっかり浮かんでまうわ
「はやとっ…」
『なんや』
物欲しそうな目で俺を見るAの言いたいことはわかってる。
時間はたっぷりあるし、じっくり…って思って身体のあらゆるとこにキスばっかりしてたら。しびれを切らしたのはAのほうだった。
『なに？』
「あのっ…」
『言わへんとわからんやん』
追い打ちをかけるようにそう言うと、恥ずかしそうにうつむいて
“もっと、触って…？”
ずるいよなぁ、これだけで俺はAの虜やで？
そんなん言われたら、男はコロッと落ちるわ。
「は、ぁっ…！」
『ふふっ、可愛い』
「見ちゃ、だめっ…」
『見ないでって言われると、見たなんねん』
どこ触っても、どこにキスを落としても
可愛く俺に縋り付くAを抱きしめて、
“もうええか？”って聞くと
小さく頷いた。
『いつまで身体隠してるん？w』
「恥ずかしいもん…」
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実玖(プロフ) - ホットケーキりんごちゃんさん» ありがとうございます！お話よろしくです＾＾ (2017年1月3日 15時) (
レス) id: 8bab5adde2 (このIDを非表示/違反報告)
ホットケーキりんごちゃん - 実玖さんの作品、大好きです！トレーナーは女の子、愛読してます！頑張ってください (2017年1月3日 14時) (レス) id: 217cd65afe (このIDを非表示/違反報告)
実玖(プロフ) - 暁さん» ありがとうございます！そんなに読んでいただけて嬉しいです！^^ (2016年11月2日 20時) (レス) id: 27cb381ae6 (このIDを非表示/違反報告)
暁(プロフ) - 完結おめでとうございます＆お疲れ様でした！楽しみながら読ませていただきました。また最初から全部読みます（笑） (2016年11月2日 20時) (レス) id: 3f11264002 (このIDを非表示/違反報告)
青りんごジャスミン(プロフ) - 分かりました！ (2016年10月29日 19時) (レス) id: ba7e44ff7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：実玖
| 作者ホームページ：http://mikupepe//pa-na
作成日時：2016年9月5日 21時
