Play Ball. １０(完)

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休みや休みやぁーーーーーーーーーっ！！！と、はやとは大はしゃぎ。









『遊ぶでーっ！』


曄「きゃはーーっ！」


成「ふんふんっ」


『おっ、なるもっとぐっと腰に力入れて振んねん』









ぱぱと遊べると喜ぶはなちゃんの横で、おもちゃのバッドを振るなるくん。




そんななるくんに、はやとは

“もっと肘をこうやって！”とか、“手首はここに持ってくんねん！”とか熱く語りだしてしまいました…(笑)









「はやと、なるくんまだ立てないんからあんまり無理させちゃだめ」


『たぶんなるも、将来はプロ野球選手やな』


「どうかなーっ」


曄「まんまっ…」


「あーごめんねはなちゃんっ！おいでおいでー！」


曄「むんぎゅ」


『……… そっくりや』


「「ふぇっ？」」


『ほら！もうはなはAやん！』


「こんなに似るんだねぇ…」


『DNAって、すごいな…』


「ベイスターズ？」


『ちゃうわあほっwww』









なるくんとはなちゃんはふたごって言われないとわかんないけど、



なるくんははやとそっくりで、はなちゃんは私そっくりみたい。









『次もふたごやったら』


「次あるの！？」


『えっ、もういらん？30人言うとったやん』


「んー…」









今で満足なんだよね…


こんなにかわいい子たちが私たちのことを選んでくれて、これ以上に愛しいものはないから…









「理想と現実は、ちがった」


『おまえ、ままになってさぞかし大人になられたな(笑)』


「ばかにしてるでしょー！」


『してへんて！w 産むとき、めっちゃ痛かった？』


「死んじゃうかと思った」


『俺も、Aがあんだけ苦しんでんの見て死んでしまうんやないかって考えてもうたわ。
もし、両方危険な状態でどっちかをあきらめろって言われてたら、なるとはなには申し訳ないけど俺はAを助けでくださいって言うとった』


「私は、もしそうなったらこの子たちを助けてほしい。」


『俺のベースはAでできてるから、Aがおらんくなったらあかんねん』


「んーーーーはやとぉ！」









やっぱり大好きーーーーーー！！！！！！！









成「まんま、はや、と、ちゅっちゅ」


『ちゅっちゅすんでー？Aとちゅっちゅできんのええやろっ』


成「だぁぁぁああ！！」


『あ、ごめんってなるー！』









似た者同士、仲良くしてね。

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