◇97 逆転。 ページ47
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内「ひめぇっ… 俺のせいやんなぁ？」
「だーかーらー、そんなことないって！全体的にトータルで接戦だったじゃん！」
内「でも勝たなあかんねんっ」
「ただ今日の試合でよくなかったのは、点を取られてから詰め寄られて、そのあとチャンス作っても逃してたとこだよね… そこをあっちはうまくできてたから」
内「そうやったなー…」
ベイスターズに逆転負けしてしまった。
昨日、今日と負けたのが選手にとってはすごく大きなダメージだったようで。
内「あ、勇人もマッサージしてもらえば？」
坂「今日はいいっす」
3安打猛打賞の彼も、今日はご機嫌ななめ。
あとで話聞かなきゃだね
内「ほんま、デリケートすぎんねん」
「え？」
内「勇人」
「さかもと、デリケート？」
内「意外とああ見えて繊細なとこあるやん」
「ん…… まぁ」
内「たぶん今日の試合、打てても点に繋がらんかったから意味なかったとか思ってんで」
「困ったキャプテンだねー」
内「まぁ面倒見てやってw」
「はぁい」
内海さんのマッサージを終えて、さかもとがいるであろうロッカールームに来た。
予想通り、さかもとはただぼーっとイスに座ってて、“おつかれさまでした”とぞろぞろ帰るチームメイトに適当なあいさつだけを返してた。
「さかもと」
坂「ん、」
「そんな顔してたら、CS勝てなくなっちゃうよ」
坂「…そうやな、あかん」
「もっと元気にぴんぴんしてなきゃ」
坂「ほんなら俺のこと元気にして？」
「はー？自分でテンション勝手に上げて。」
坂「おまえが元気になれ言うたんやろっ、ほれぎゅーってして」
ほんと、困ったキャプテン。 でも私は簡単にそんな手には乗るまいと、さかもとには近寄らずにいた。するとさかもとは急に立ち上がって、私を勢いよく抱きしめて。
坂「60パーセント」
「…は？」
坂「あと40パーセントも充電せなあかんわぁ…」
「早く離れろ」
坂「だまっとけば可愛いのに、もったいないやつやな」
「いいから早く」
坂「俺、こんな重い男なわけやなかったんやけどなー。」
「…」
坂「おまえが思ってる以上に、たぶん俺おまえのこと好きや」
ばかばかばかばかばかばか。
もう嫌い。
…やっぱり好き。
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実玖(プロフ) - えりさん» ふたりらしい物語にしますｗｗ (2016年9月23日 22時) (
レス) id: 27cb381ae6 (このIDを非表示/違反報告)
えり - やっぱりですか（笑）WBCの話坂本さんとのやり取り、そうそうコレwwwって笑ってしまいました（笑） (2016年9月23日 22時) (レス) id: 4c6f302957 (このIDを非表示/違反報告)
実玖(プロフ) - えりさん» ですよね！！そうは考えてました！ (2016年9月23日 20時) (レス) id: 8bab5adde2 (このIDを非表示/違反報告)
えり - イチャイチャよりツンデレみたいな2人のが似合う気がします（笑） (2016年9月23日 9時) (レス) id: 4c6f302957 (このIDを非表示/違反報告)
実玖(プロフ) - えりさん» もも姫らしくしました！(笑) みなさんはイチャイチャするとことか見たいものなのでしょうか？(*￣ー￣) (2016年9月23日 6時) (レス) id: 27cb381ae6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：実玖。
| 作者ホームページ：http://mikupepe//pa-na
作成日時：2016年9月2日 23時
