トレーナーは女の子。#2

◇66 春川side ページ16

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こんな夢のような仕事が他にあるだろうか。
毎日イケメンに囲まれて生きる生活なんて、女の子なら誰でも憧れるでしょ？



私は坂本さんが好き。絶対Aちゃんなんかに取られないんだから。

なんなら、野球選手と付き合いたくてここの球団を選んだ。
お金も持っててかっこいいなんて一石二鳥だもん









春「Aちゃん！坂本さんに連絡先渡せたよ！ちゃんと返事も来たし！」

「、よかったじゃないですかー！」









泳いだ目は見逃さなかった




どんどん元気なくなっていくAちゃんを見てるのが面白くて仕方ない。









坂「ももたろ、」

「ごめん、忙しいから」

春「どうしたんですか？」

坂「ちょっとももたろうに用事」

春「じゃあ代わりに私が、」

坂「あんたには用ないから。」









なんで私には冷たいわけ？顔だってスタイルだって全部あの子よりも上じゃない。
私の何がいけないって言うの？逆にあの子のどこがいいのよ。









春「Aちゃん」

「はいっ？」

春「私ね？この前坂本さんに送ってもらったとき、実は坂本さんのおうちに行ったの」

「はぁ…」

春「これって、脈アリだよね？」

「そうですね、あると思います」









ほんと、バカな子。

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