Play Ball. ８

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原「はいお疲れさーん」


「「「「「疲れたーーーーーっ…」」」」」






ホテルまで遠かったよぉっ…

こんなに距離あったっけ？








ベイスターズとの３連戦前日。

ホテルまでダッシュしてきて、私はそのままお部屋に直行。









小「Aいるー？」


「、はーいっ」









同じお部屋になったこばっちが、ガチャッとドアを開けて入ってくると
ベッドに大の字になってる私を見て、さわやかな笑顔を作る。

女の子たちはこの笑顔にやられるんだろうな…









小「夜どっか食べに行く？」


「行きたーい！」


小「じゃあ行こっか」









こばっちとお食事だって。
ふぁんのみんな、ごめんね

私、こばっちのことひとり占めしちゃう。









＿＿＿＿









小「かんぱーい」


「かんぱーいっ」









かちゃん、とグラスが音を立てたあと、
ゴクゴクとビールを飲み干すこばっち。




ビール、おいしいかなぁ…
あんまりわかんないや





とりあえず私もゴクゴクーっと飲むと、「いい飲みっぷり」とこばっちが笑った。









小「ふたりでなんて初めてくらいじゃない？」


「そうだね！」


小「貴重な体験ですわ」


「ふぇ？」








１時間くらいたったころ。

なんか、ふわふわしてきたーっ…







小「A！」









ここからの記憶は、まったくありません…

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