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「ぴの走るの速いから一緒に走れなーい」


藤「Aだってそんなに俺とかわんないじゃんw」








ぴのと走り込みして、ドームの真ん中に行くと、ちょうさんとかはやととかが座ってて
私とぴのもそこに合流。









長「あっ、おつかれー」


「もう疲れたー」









あっ、そういえば!









「はやと!」


『ん?なに?』


「あのね? この前はやとが連れてってくれるって言ってた有名なジムね!
柊くんが今週連れてってくれるって!」


長「えっ…」









ちょうさん、えっ、てなに(笑)

でも、ちょっとだけ柊くんに強制されてるの。
休みの時もコミュニケーション取らないと、長く一緒にやっていくのは無理って。


まぁ柊くん優しいし、これ以上ひどくはなんないと思っておっけーしたんだけど…









「どんなとこなんだろう、いろんな機械あるのかなー?」









私、バカだ。

言ってから後悔


こんなこと言わなければよかった。








「はやとっ…?」









はやと、傷ついたよね…

一緒に行こうってわざわざ誘ってくれたのに…









片「勇人っ…」









はやとの俯く目からはポロリと涙が1粒の零れ落ちて




それと同時に立ち上がって、また無理して笑顔を作る。









『ごめんっ… なんでもあらへんよ、大丈夫やから… 楽しんできてな? ちゃんと北里さんの言うこと聞くんやで?』









はやと、と呼んでも振り返ることなくベンチのほうに歩いてくはやとの背中は
前よりも小さく見えて。



たまらなくなってその背中まで走って、ぎゅううっと抱きついた。









「大丈夫じゃないよっ… 最近ずっと変だもん…」









返ってきた言葉は、“おまえが最近変なんやで?”









『なんでもかんでも柊くん柊くんって…
俺なんてもう関係ないみたいやん…』



「そんなこと!…」









振り返ったはやとの目からはじんわり涙がにじんでて

私を今までにないくらいの力で抱き締めた。









『俺の近くにいて?…


お願いやから、離れへんで?…


こんなにAのこと愛してんのに、どこまでおまえに伝わってんのかわからへんねんっ…』





「はやと…」





『好きやからっ…


もっといっぱい好きって言うたるからっ…


あいつやなくて、俺だけ見とってやっ…』









もう柊くんに好きなんて言うのやめる。

ちょうさんが言ってたのはそう言うことだったんだね…

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梨乃(プロフ) - Wazatoteihyoukaositemitayowwwwww (2019年6月3日 12時) (レス) id: ecf2bfd24e (このIDを非表示/違反報告)
実玖(プロフ) - 零華さん» ありがとうございます(笑) 笑いあり、ラブラブありにしていきたいと考え中です… (2016年6月26日 21時) (レス) id: 27cb381ae6 (このIDを非表示/違反報告)
零華 - 長さん下着事件超面白すぎるww (2016年6月26日 21時) (レス) id: cef65f0dba (このIDを非表示/違反報告)
実玖(プロフ) - フィーアさん» はいはーいっっ! (2016年6月24日 19時) (レス) id: 27cb381ae6 (このIDを非表示/違反報告)
フィーア(プロフ) - 無理しない程度で(*^^*) (2016年6月24日 19時) (レス) id: 89a8d725ee (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:実玖 | 作者ホームページ:http://mikupepe//pa-na  
作成日時:2016年6月23日 0時

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