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飛行機の中
スースーと珍しく寝息をたてて寝てるはやとのとなりで気持ち悪いくらいにニコニコしてる私。

なんでこんなにご機嫌かって…
朝起きたときに、はやとにむぎゅうってされてたから







じゃなくて、(笑)
北海道に着いたら、拳士と卓さんと遥輝くんと私でご飯食べに行くの!

それが楽しみで いつも飛行機では熟睡してるはずの私も眠れず。




そんなに楽しみなの?と 含み笑いで私に言う長さんに
楽しみだよって言って手に持ってるちょっと冷たいココアに口をつけた







「あ、」





私にぶつかってきた何かのほうに目をやると
コテン、と私の肩に頭をのせてたはやと。
そのはやとのふわふわした髪の毛が、耳にさわさわと当たってどことなくくすぐったくて肩をすくめた。








『んっ…』





半分だけ目を開けて私をみつけたはやとは、眠そうな顔でニコッと笑って
私の腕に自分の腕をからめた。


はやとから甘えられることはめったにないから
可愛いなって思っちゃう







睫毛長いなぁっ…
お人形さんみたい…


そんなことを思ってたら、
なに見てるん? と起きたばっかりの掠れた声がすぐそこで聞こえて。






「起きてたの?」



『誰かさんの視線感じて今起きた』








そういえばはやとは今日、翔くんとご飯に行くらしい。
なんか見た目は全然タイプだから はやとと翔くんが一緒にいるのってあんまり想像つかないんだよね…w




まぁお互い楽しめればいっかーーーっ








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作者名:実玖 | 作者ホームページ:http://mikupepe//pa-na  
作成日時:2016年5月31日 7時

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