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北「Aちゃん」
『ん？』
マッサージ中、柊くんが私を呼んだ。
顔を上げて、どうしたの？と聞くと
急に抱きしめられて。
北「好きだよ」
「えっ…」
北「＿＿ 好き…」
どうしちゃったの…？
はやとも柊くんも…
最近おかしいよ…
『あっ…』
柊くんの腕から解放されて、視線を移すと
マッサージ室の入口にはやとが立ってて。
『… なんやAマッサージされとったんかー
じゃあ俺あとでええわ』
「あっ、はやとっ、」
『なに？』
いつもと変わんないはやとだけど、
でも目だけは少し悲しそうで。
そんな目を見て、なんにも言えないでいると
着替えてくる、とはやとはロッカーに戻ってしまった
北「Aちゃんは俺のこと好き？」
まただ…
最近よく柊くんから聞かれる。
好きって言わないと、柊くんちょっと怒っちゃうんだよね…
「好き、だけど…」
北「だけどはいらいな」
なんか柊くん、来たばっかりの時とちがくなっちゃった。
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作者名：実玖
| 作者ホームページ：http://mikupepe//pa-na
作成日時：2016年5月31日 7時
