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「んふふふふーっ」
『おぉ、なんやなんやっ』
ストレッチ中、背後から近づいてきた小さな影が 俺の影に重なって
誰かなんて見なくてもわかる。
練習を見に来てるファンたちからも黄色い歓声が上がった
Aは人気者やもんな。(自分がどこまで人気があるかわかってません)
『どうしたん?』
いつも以上にテンション高いAは俺から離れようとしない。
まぁ可愛いからいいけど
だけどみんな俺のこと白い目で見んねんw
「今日、内海さんがみんなで飲みに行こうだってー
あ、あと杉さんも来るって!」
それやからご機嫌だったんか
杉さんはAからこんなに好かれててええなぁ…
ってなんで杉さんに妬いてんねん俺(笑)
「はやとも行くでしょ?」
『Aが行くなら行く』
うれしそうにまわりを走り回るAの首には 俺とおそろいのネックレスがつけられてる。
大事にしてくれてるんやな、とニヤニヤする俺を不思議そうに見るAを抱きしめて。
『これからもかわらんでな?』
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作者名:実玖 | 作者ホームページ:http://mikupepe//pa-na
作成日時:2016年5月31日 7時