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『これっ… このまえ当たったとこ…？』
Aの服を後ろから脱がせたときに 俺の目の前に現れた大きなアザ。
ここ何日か前のこと。
紅白戦で椋丞が投げた内角インコースの球が おっきくそれて、よけきれなかったAの背中に当たった。
そのアザは大々的に黒くなってるけど… Aは見えへんよな、後ろやし。
「大丈夫だよ？」
『大丈夫って…』
小っちゃい身体でこんなでかいアザ作って。
大丈夫なんて言われても全然説得力ないで…
「もう恥ずかしいっ…
ひゃ、あっ！… はやとっ…」
胸を手で覆って縮こまるAのその背中にたくさんキスした
『痛いときはおまじないやろっ？』
「でもっ、あぁっ！」
よほど敏感なのか、それとも俺やから感じてくれてんのか
Aはいつまでも初々しいまま。
今まで適当に付き合ってきた女たちは初々しいなんて言葉の欠片もなかった
慣れてるっていうか、可愛げないっていうか。
高いヒールに濃いメイク、短いスカート履いて大人感満載。
なんでもブランドもんばっか持って歩いて
男が乗ってくるような言葉を次々並べて 香水ぷんぷん匂わして。
することだけして帰るようなやつばっかりやった。
そんな女たちとは正反対のAは
純粋で飾り気なんて全然なくて清潔感にあふれてて
だから可愛くてしゃあないねん。
「す、きっ…」
慣れることない快感に身をよじりながら俺の腕にしがみついて、ぎゅっと瞑るAの目から零れる涙をすっと親指で拭った
『なんで泣くんっ…』
いっつも泣くA見てると男にはわからんし、
どっか痛いんかなとか怖いんかなとかいろいろ考えてしまって心配になるわ…
「好きって思ったらでちゃうのっ…」
こんなに心も身体も満たされて、幸せすぎるやろ俺。
この幸せはAが教えてくれたんやで？
野球がうまくいかんとき、気晴らししたくて名前も知らん女を抱くだけだった
そんなのに快感も幸せもあるわけなくて。
せやけどAにはどうしても幸せを求めてしまう
Aでいっぱいになりたい
俺だけのAやって、
俺よくばりやな…
でも、
『愛してるでっ…』
Aからいっぱい幸せをもらうぶん、
俺はいっぱい愛をAに伝える。
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実玖(プロフ) - 里紗さん» たぶん改善したと思います!!下書きのままになってたかもです… 教えてくれてありがとうございます!! (2016年5月19日 22時) (
レス) id: 27cb381ae6 (このIDを非表示/違反報告)
実玖(プロフ) - 里紗さん» ありがとうございます(^-^) 名前かわってないのどこですか！？全然気がつかなかったです(ToT) (2016年5月19日 22時) (レス) id: 27cb381ae6 (このIDを非表示/違反報告)
里紗(プロフ) - いつも実玖さんの作品読ませてもらっています！１つ気になるのが名前変換が変わっていないところがあるんです… でも続きがめっちゃ楽しみです！これからも頑張ってください！ (2016年5月19日 22時) (レス) id: da196cda3a (このIDを非表示/違反報告)
実玖(プロフ) - のあさん» ありがとーーーー！！！♪ 頑張る頑張る！！！ ただバックアップができなくなるの…w なんでな？w (2016年5月15日 23時) (レス) id: 8d8933b833 (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - 実玖ちゃああん！！！きちゃったよおお！！！しかもわんこめげっと（（（ 続編おめでとう！！さっそく6話読んだだけなのに続きめっちゃきになりすぎて禿げちゃう（（ 応援してるよ！！！頑張ってね！！！ (2016年5月15日 22時) (レス) id: 2d84514418 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：実玖
| 作者ホームページ：http://mikupepe//pa-na
作成日時：2016年5月15日 12時
