Play Ball. ６

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阿「大事にしてやれよ？ Aのこと」


『えっ？』





練習が終わって、Aがシャワー浴びてるとき
阿部さんが俺のところに来た。







阿「あんなにおまえのこと好きになってくれる子、Aくらいしかいないぞ？」



『それはひどいっすよー。
でも、Aも俺のことちゃんと思ってくれてるんやなって思いました

あんななんで結構なに考えてるんかわからんとこあるやないですかw』



阿「まぁな(笑)

みんなうらやましがりながら、なんだかんだ言っておまえらが楽しそうにしてんの見てて
ほっとしてんだよ


とくにAなんて かなりこれまで辛いことあっただろうしな」






阿部さんの言うとおり

Aのことは守ってやらんと。




片「なんかAがあそこまで顔に出して怒ってんの、初めて見た」


長「まえ勇人とマエケンの妹のことでAが怒ったときとはまたちょっとちがうよね」






自分はなにされても あやまって、なんて言わんもんな




こんな会話をしてるとAがシャワーから出てきて、頭をわしゃわしゃ拭きながら
ふうーーーーっっって大きく一息。







杉「どっかのおじさん？w」

「あっ!!! 杉さん！//」

長「なんで杉さんがいると照れるんだよww」







こうやって何気ない生活を送ってほしい

よかった、いつもみたいに笑っててくれて









『ありがとうな、A』


「んっ？」


『んーん』









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