Play Ball. ６

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長野side






亀「あの子、さっきからずっとAのこと見とんねん」





俺の近くに来てそう言った亀井さん。

やっぱり思ってたんすね…




長「Aに嫉妬っすかね」

亀「早くない？ 今日来たんやで？ しかも勇人さんて」

長「そうっすね。 裏表激しそうっす」

亀「様子見とこ」






やっぱりみんなちょっと警戒してるみたい。
だって勇人に接するのと俺らに接するの全然ちがうんだもん
ニコニコして好かれたいって感じなのは前面に出てるけど、勇人にはそれ以上に優しくするし。

まぁあいつはうざそうにしてるけどw






木「大田さん、どうぞ」

大「どーもっ」

木「中井さんもどーぞっ」

中「ありがとうございます」

木「あっ！ 坂本さんもタオルどっ『Aタオルかしてー？』

「はーいっ」





ほら。 今俺たち見たからね？ その顔。


悪気なくちょうどいいタイミングで木下さんの言葉をさえぎった勇人の隣に立つAをいきなり睨んだの。



ただ者じゃなさそう。





木「長野さんっ」

長「あっ、えっ？」

木「タオルどうぞっ」

長「あぁ… ありがと」

木「いいえっ♪」





んー… やっぱりAのほうが可愛い… (ぞっこんしてます。※ジャイアンツみんな)




椋「なんかあの人苦手…」

内「たしかに椋丞は苦手そうやなっw」

山「俺もっ…」

内「あのなー？
実は俺も。」

山「ははははっ！w」

今「長野さんもですか？」

長「んー… 勇人なんて完全に避けてるしw」

山「でも勇人の場合はAに依存してるからねw」






みんな思うことは一緒か…
これからどうなっていくんだろうな…






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