キミノカケラ NEWS短編集

S.K ページ18

シャワーを浴びて寝室に行くと ちょこんとベッドの端に座ってるA。






『ほんとに大丈夫？』






そう言うと黙って頷いた。






潤んだ瞳に引き寄せられるように静かにキスして






『・・・優しくするから』






ゆっくり抱きしめて少し落ち着かせる。






初めてを好きな人にもらえるなんて幸せ者だわ・・・






『怖くない？』






「うん・・・」






白くてきめ細かい肌。






Aの髪に触れる






『きれい・・・』






敏感なところに触れると顔を歪ませた






「んっ、シゲくんっ・・・ やっ・・・」






甘い声を響かせる唇をふさぐ。






『気持ちい？』






「んぁっ・・・！///」






『感じてる』






「恥ずかし・・・」






初めての快感をたどる彼女。






『そろそろいい？』






手を繋いだまま、ゆっくり中へ






「あっ」






動くのをやめて、大丈夫？って聞く






「大丈夫だよ」






ゆっくり奥まで進んで






『痛かったでしょ・・・ 頑張ったね』






Aの目から一筋の涙がこぼれた






「ありがとっ・・・」






この言葉を聞いて、一生をともにするのはAしかいないって確信した






抱き起して






『愛してる』

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