爪一枚【d!】

23枚目 ページ23

貴方side



『お風呂ご馳走さまでした〜、、！』


「おー、、シッマに何かされてへんよな？」


『やだなぁコネシマが私に何かする肝もチ●コもあると思う？』


「言っとくが俺はシャオロンよりあるからな。」


「いやいや、、俺の方があるやろ。」


下トークを繰り広げるコネシマとシャオロン。
そのまま二人でどちらがあるのか？と対決をしに風呂に入りに行ったのを無視して温かいこたつの中に、入る。
キッチンでは、ロボロが家主の代わりに夕飯の準備をしていた。


『ロボロー！今日の夕飯なにー！？』


「昨日の鍋の残りやで〜！」


良くもまぁゾムとロボロとシャオロンが酒のつまみにしていたと言うのに残っていたものだ。
そう感心していながら付いていたテレビを見る。
この手じゃリモコンも好きに扱えなく、仕方なくつまらんニュースを見る。


《―――――です。続きまして、昨夜23時に佐山市にて女性のﾀﾋ体が見つかりました。警視庁は――――。》


『はえー、、こっわ。』


小学生みたいな感想しかでてこない。
でも佐山市ってすぐ近く、、と言うかここだ。
そんな恐ろしい事件が近所で起きているなんて思いたくない。
世界は案外狭いものなのだと、思い知らされる。


ピロン


ん？


『ロボロー！』


「なんやー？俺忙しいねんけどー？」


『トントンからメール来たー！』


送られ先はシャオロンのスマホ。ホーム画面にはトントンからメールが一件来ており、パスワードは前見たから知ってるけど、この指じゃ操作もままならない。
ってことでロボロを呼んだ。


「んもー、、シャオさんのメールなんやからAが気にすること無いやろ？」


『なんかお気に入りのA●Vでも共有してないかな〜？と思ってさ？』


「おっし見るで。パスワード教えんさい。」


流石ロボロさん。わかっていらっしゃる。


続く

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