俺ほんまに幸せやわ。 (ページ35)

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面談【海人side】ページ35

後輩の流星から廉の事を聞きどこか嘘だと思いながら先生のところに向かった。

ﾄﾝﾄﾝ

海人【失礼します。先生今大丈夫でしょうか？】

先生【永瀬さんの事ですか？今丁度電話をしようかと思っていたところだったんです。。】

玄樹【先生廉の事を話してください。】

先生【率直にお伝えします。廉さんの今の治療は全く効果が出ていません。
今の治療は一番きつい薬を使用していますが数値もよくなっていません。
のまま続けると、廉さんは体力が持たないでしょう。
本人からはもう治療はしたくない。このまま静かに眠りにつきたいと。
でもこれは家族である皆さんとお話しすることだとお伝えしています。
どうするかは家族で話してください。
もし治療を続けたとしても3ヶ月、治療を辞めれば一ヶ月だと思っていてください。
お力になれず申し訳ありません。】

玄樹【先生ありがとございます。】

勇太【失礼します。】

おれ達4人は診察室を出て勇太の車に向かった

勇太【流星着いてきてくれてありがとう。】

流星【僕の意見言わせてください。アイドルの永瀬廉に戻してあげてください。
廉は自分の気持ちを伝えへんから、人一倍相手の気持ちを優先する人やから、だから病室で最期を迎えるといったんやと思います。】

玄樹【流星？俺らもそう思ってるよ？
あんな真っ白でなにもない部屋にいるよりも、外に出た方が、廉自信も心のリフレッシュになるし、ライブをもう一度6人でやりたい。
だから頑張れるだって。】

海人【廉がいなくなるのは辛い。
でも俺最期まで廉のそばにいるよ？】

勇太【とりあえず帰ってメンバーと話そ？】

玄樹【流星も送っていくよ？】

流星【ありがとうございます。けどしばらく廉なとおるって約束したんで、廉のところに戻ります。
大ちゃんもまだ廉のところにいるも思いますんで。
今日はほんまにありがとうございました。】

流星を見送りおれらは家に戻ることにした。