みんな大好きだよ。

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みんなきんぷりの家に集まり、俺らに協力出来ることはないのかを聞くと…

廉【玄樹に会う時はできるだけ笑顔でおって欲しいんや。】

紫【病気がわかってから、あいつ人の表情とか気持ち読み取るのが鋭くなって。】

すると、鼻をすする音が。

振り向いてみると海人が静かに泣いていた。

それを優しく大ちゃんが抱きしめていた。

大【海人？今我慢してる事我慢してること話しちゃいな？溜め込んでいる事たっくさんあるんでしょ？】

そう言うと海人は話し始めた。

海【玄ちゃんに病気がわかった時なんで僕じゃなく玄ちゃんだったんだろう？
皆気付いていないかもしれないけど、毎日お風呂で泣いているんだよ？
俺達の前では笑顔でいてくれるけど、だからね？
玄樹がそんな風にいてくれてるんだったら、俺もそれに応えないとって頑張ってきたけど、今日みたいに意識がなくなったって聞いた時、このまま戻らなかったらどうしよう…
玄樹の歌声が聞けなくなったらどうしよう…
起きて欲しくないことばかり考えちゃう。
末っ子としてたくさん甘えさせてくれてる玄樹だけど、玄樹の前から逃げたいぐらい。】

泣きながらも全てを話してくれた海人、すると

紫【お前なんで一人で抱え込むんだよ…
なんでも話せっていつも言ってんだろ？
でも気づいてやれなくてごめんな？】

その言葉を聞いて安心したのか

海【ﾟﾟ(´O｀)°ﾟ ｳﾜｰﾝ!!やだよ！ねえ！俺はどうなってもいいから前の元気だった頃の玄樹返してよ！】

ここまで取り乱す海人はメンバーも見たことが無いらしくびっくりしていた。

しばらくして泣き疲れたのか、海人はそのまま紫耀の胸の中で眠っていた…


大ちゃんのおかげで海人の胸の奥に隠してたものが無くなってよった。

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