慧のお料理教室コーナー ページ6
えーと、今から伊野尾慧のお料理教室を始めたいと思います!
慧〈じゃあ、光は野菜を切って下さい!雄也は一緒にお出汁つくろっか?圭人はパックからミンチを出して、少し粘りがでるまで混ぜて下さい〉
指示をすると、皆テキパキト動いてくれた。
慧〈光、お水入れよっか?〉
光〈どのぐらい入れたら良い?〉
慧〈4人だから、そのお鍋にギリギリまでお水入れて?〉
光〈このぐらいでいい?〉
慧〈じゃあ、火をつけて?〉
カチッ
光〈ついたよ!〉
慧〈鰹節入れて下さい!〉
指示をしていくと、的確に動いてくれる。家でもやっているのかな?
慧〈光?家でも料理するの?〉
光〈するよ!俺の所お母さん働いてて、お父さん単身赴任だし。遅い時とかいつも作ってるよ!俺は大丈夫だから雄也の所に行ってあげて。危なっかしいから。〉
言われて見てみると…
これは行った方がいいな!
慧〈雄也出来る?〉
雄〈こんな感じかな?アブナ・〉
慧〈雄也圭人と変わる?〉
圭〈どうしたの?〉
雄〈圭人、切るの変わって?〉
圭〈いいよ!変わろ♪〉
本当に圭人は優しいよ…自分だって切るの苦手なのにね(^^ )
圭〈慧出来たよ?〉
早(゚o゚;
慧〈圭人早いね?しかもきれい。その技どこで覚えたの?〉
圭〈家庭かでいつも切る役をしてたからかな?〉
慧〈今度から切るのは圭人にお願いするね!〉
光〈慧、出来たよ?〉
慧〈どれどれ…ズズッ。めっちゃおいしい。お出汁全部飲めちゃうよ?〉
光〈飲めるようにしたんだもん!〉
慧〈うどんは尾っ慧だね!〉
この後悲劇が起こるとはこの時、誰も想像していなかった。
14人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:伊野尾未来 | 作成日時:2016年12月22日 11時