虎杖悠仁の弟は無自覚に愛される (ページ13)

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NO.11 ページ13

悠「宿儺を食う、それは俺にしかできないんだって
　死刑から逃れたとして、この使命から逃げたらさ
　飯食って、風呂入って、漫画読んで、
　ふと気持ちが途切れたとき
　ああ、今宿儺のせいで、人が死んでるかもなって
　へこんで、俺にはかんけいねぇって、俺の性じゃねえって
　自分に言い聞かせるのか
　そんなのごめんだね
　自分が死ぬ時のことは分らんけど
　生きざまで後悔はしたくない」

夜「悟、寮を案内してやれ！
　それから、もろもろのセキュリティーの説明もな
　 …合格だ、ようこそ、呪術高専へ」

…あ、悠兄殴られたＷＷ

夜「あ、すまん、術式解くの忘れてた」

五「悠仁、こっちおいで～
　はい、次はAね～」

『え、あ、はい』

夜「同じ質問をするが、何しに来た？」

『未払いの給料があるということらしいので、
　給料をもらいに来ました』

夜「そうか、お前だったか、後で渡す
　 …お前は高校生だろう、呪術高専には入らないのか？」

『正直、入るメリットがありません
　僕はもう、呪術師として働いています
　等級はもらえていませんが』

五「A様は、一条家の分家の人間ですよね」

『さすが、六眼の持ち主ですね
　後、五条家当主に敬語使われるのは気にしませんが
　五条悟に敬語使われるのは癪だな』

五「んじゃ、遠慮なくタメで
　呪術はさっきAが少し、呪力を解放した時に見たのさ！
　それ以外、封印しているでしょ？」

『まぁ、当たり前です』

夜「無理にとは言わない…しかし、是非入って欲しい」

『…悠兄も高専に通うので僕も通いますよ…ですが、
　僕が一条家の人間であることは内緒にしていただきたい
　特に上には』

夜「わかった…これから、よろしく」

こんな感じで面談？説得？が終わり僕の入学もきまった

五「ここがAの部屋で、隣が悠仁の部屋ね
　２～３年は今、出払ってけど
　ま、すぐ会えると思うよ
　人数少ないし
　 …でも別に悠仁が戦う必要なくない？
　宿儺の指は僕やA、伏黒が取ってくるから
　君はここで待ってればいいじゃん」

悠「いい、やるったらやる！
　ぐーたらしてる俺に…ボロボロの伏黒が指、届ける絵面はウケるけどな
　それに、Aに危ないところに行ってほしくないんだ」

『悠兄…』

五「確かに…まっ、君が戦わないなんてことはありえないんだけどね」

悠「あっ、試したな！」