特別だよ ページ38
｢で、九条にもあげたわけ｣
｢は、ハイ｣
｢ふーん｣
来るの遅いとか言ってた割に喜んでたのに
今は一切その雰囲気を感じられない。
え、やらかした？
｢ま、いいけどさ。｣
｢は、はい｣
｢あ、まってトウマさん達にあげてくる｣
｢え、ちょ｣
｢待ってて。｣
｢………うん｣
耳元で囁くように言うと耳が赤くなる彼。
ひゃーほんと可愛いね。
と、そのままトウマさん、虎於さん、巳波さんに渡した。
｢あら、私たちも貰えるんですか？｣
｢ぜひぜひ！｣
｢ふふ、ありがとうございます。｣
ほんと好き。
私の推し最高。
｢虎於さんたくさん貰ってるからいらないかぁ…｣
｢は、ちょ、まぁ。貰えるんなら有難く貰うぜ？｣
｢うん、素直じゃないのもいいっすね。｣
ヤダからかい始めたこの子。
｢わざわざありがとな。｣
｢いえいえ！！喜んでもらえてよかったです。｣
こっちは平和そうで良かった。
｢ね、俺の分は｣
｢待ってって言ったじゃん｣
｢…待てない。｣
｢ｳｯ｣
ヤッダ、この子、ほんと好き。
可愛すぎる結婚して((
｢…はい。ハッピーバレンタイン。｣
｢あれ、みんなと包装ちが…｣
｢……こ、こっち見ないで｣
｢へぇ、ありがと。｣
そうです、悠には少し多めに、
そしてマカロンも入れました。
照れすぎて顔が真っ赤になった
私をまじまじと見つめてから満足そうに笑った。
｢お返し、楽しみにしててよ｣
｢…うん。｣
ほんと、こういうところ小悪魔だよね。
そんなとこも好きだけどな！！！！
−保護者目線−
｢あの2人ほんと似てきたよなぁ｣
｢分かる。めっちゃ分かる｣
｢ふふ、微笑ましいですね、ほんと。｣
｢悠も分かりやすく態度に出せるようになって来たよな｣
｢ふっ、いいんじゃないか？あの二人が幸せなら、
俺は別にいいと思うけどな。｣
｢トラがそんなこと言うなんて……｣
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れもん。(プロフ) - miyaさん» 閲覧ありがとうございます！そう言っていただけると書いてる側としても嬉しいです(˶˙ᵕ˙˶) (2022年10月8日 16時) (
レス) id: be79fbde0d (このIDを非表示/違反報告)
miya - 前作から読ませていただきました!悠が可愛くてにまにましちゃいました!! (2022年10月7日 7時) (レス) id: 20df3662ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れもん。 | 作成日時：2022年10月6日 23時
