番外編 ポッキーの日（遅れてごめんね） ページ17
11月11日、ってことは…
今日は百さんの誕生日とポッキーの日だ！！
｢百さんお誕生日おめでとう…！！！｣
お家でケーキを作ってお祝いする。
ちなみにケーキ作ってる間に悠がなんか
来たから家に入れてあげた。
｢今日さ、百さんにおめでとうございますって言ったらハグされたんだよね、びっりくりした…｣
｢百さんにハグされるとかずるいね｣
私なんか傍にも及ばないのに！！
｢てか、なんでピンクのワンピース着てんの｣
｢百さんの誕生日お祝いしようと思って？｣
｢ふーん｣
｢そしたらたまたま悠が来たってこと｣
そんな分かりやすく嫉妬しないでよ〜！！
ま、そゆとこも可愛いけど。
｢あ、あとね、ポッキーの日らしいよ。｣
ガサゴソとポッキーを取り出す。
1本加えて箱を悠に差し出した。
｢ん、いる？｣
｢じゃ、もらう｣
ポリポリと食べていると、ふと思い出す。
ポッキーゲーム、というものを。
｢んね、悠。ポッキーゲームしない？｣
｢…は？｣
｢先に折ったら相手の言うこと聞く！！｣
｢えぇ…｣
若干引きつつもやってくれる悠。
悠が先に照れて折るでしょ！と思っていた私。
｢いきまーす｣
｢ん。｣
私がチョコの方を食べてます。
まじで美味しい。
余裕でポリポリ食べていると、ふと彼の表情を見る。
ちょっと照れて赤くなった頬。
これは私が勝てる。
あと数センチ、となった時に
彼の顔が近づいてきたことに気づく。
自覚してしまった瞬間に、自分がやっていることに
恥ずかしさを感じてしまった。
ポキッと、自分から折った瞬間に、
後頭部に手を置かれて離れられない。
｢や、ちょっ｣
｢言ったの、そっちだし｣
｢…っ、ずるい｣
そのまま、優しいキスを落とされた。
彼はニヤリと微笑む。
｢俺の方が、百さんより上でしょ？｣
｢……うぅ、そうですけどぉ…。｣
悠、それはずるすぎるって……。
私は既に彼の行動で胸いっぱいだった。
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れもん。(プロフ) - miyaさん» 閲覧ありがとうございます！そう言っていただけると書いてる側としても嬉しいです(˶˙ᵕ˙˶) (2022年10月8日 16時) (
レス) id: be79fbde0d (このIDを非表示/違反報告)
miya - 前作から読ませていただきました!悠が可愛くてにまにましちゃいました!! (2022年10月7日 7時) (レス) id: 20df3662ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れもん。 | 作成日時：2022年10月6日 23時
