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kj「ほんまにふっかさんベッドやなくてええの…?」
「うん、だって康二はお客さんだし」
kj「ベッドが良くなったらいつでも上来てな！」
「っはは、それはないわ(笑)」
ぱぱーっと寝る準備を済ませて、2人とも寝床につく
電気も消して真っ暗、まぁ表情見られないためでもあるけど。
「…なぁ康二」
kj「ん〜…?」
この後発する言葉が、俺を好いてくれる人を傷つける
でも、言わない方がきっともっと傷つける
「もう、俺のことは諦めてほしい」
kj「……なんで？」
「俺は、康二の気持ちに応えることが出来ないから」
kj「……………………そっ、か」
静寂に包まれる空間に、息が詰まる
kj「…………ありがとう、ごめんなぁ…今までっ」
ほら、いつだってそう
自分より他人を優先する
泣きながら、ごめんななんて
そんなの俺が言う言葉なのに
「怖いんだよ、別れが」
今まで、誰にも話せなかった
「関係を持ったら、いつか必ず別れが来る」
何度も何度も、経験した
「大切で守りたいもの程、俺の元からなくなっていくんだよ」
あんな思いは、もう二度としたくない
「それなら、自分から離れればいい
大切だって思う前に」
好きだよ、康二
だけど、だからこそ
「康二まで、失いたくない
だから
俺以外の人と
幸せになってほしい…っ」
泣きたいのは、康二の方だろ？
俺なんかが泣いてどうすんだよ
「ほんとに、ごめん、っ」
kj「ふっかさん………っ…手、貸してや…」
言われるまま、康二の方に向かって手を伸ばす
そしたら、暖かい両手で包み込まれた
kj「大好きや…………ふっかさんっ……」
「俺の話…、聞いてた、？」
kj「俺が…ふっかさんを守る
守らせてやっ…お願い……」
俺の手に落ちる、康二の涙
kj「好きやからっ……大好きやから、…
傍にいたら…あかん…、？」
心が、軽くなった気がした
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むゆこ(プロフ) - 名無し38452号さん» 御協力ありがとうございます︎︎︎︎︎☺︎参考にさせていただきます！ (2022年1月6日 22時) (
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むゆこ(プロフ) - ぽちたつさん» 御協力ありがとうございます︎︎︎︎︎☺︎参考にさせていただきます！ (2022年1月6日 22時) (レス) id: e48f494527 (このIDを非表示/違反報告)
むゆこ(プロフ) - Reina#*さん» 御協力ありがとうございます︎︎︎︎︎☺︎参考にさせていただきます！ (2022年1月6日 22時) (レス) id: e48f494527 (このIDを非表示/違反報告)
むゆこ(プロフ) - おすずさん» いつもお読みいただきありがとうございます…！御協力ありがとうございます︎︎︎︎︎☺︎参考にさせていただきます！ (2022年1月6日 22時) (レス) id: e48f494527 (このIDを非表示/違反報告)
むゆこ(プロフ) - rainさん» いつもお読みいただきありがとうございます…！御協力ありがとうございます︎︎︎︎︎☺︎参考にさせていただきます！ (2022年1月6日 22時) (レス) id: e48f494527 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むゆこ | 作成日時：2020年10月9日 21時
